インプットを多くすればアウトプットも多くなる?

 何か作品を書こうとした時、少しでも情報を多く頭に入れていた方が何かと有利に働くような気がします。


 例えば何か物語を書くのに何もネタが思い浮かばない、そんな時、色んな作品を貪欲に吸収していたら、その内頭の回路が動き始めて何かが閃く――とか。業界用語で言うネタを仕込むってやつでしょうか? 確かに何も動かないよりは意味がある気がします。


 例えば普段はしない行動をして脳に刺激を与えるとか。その最たるものが旅行ですよね。旅行をして、いつもと違う景色を見て、いつも違う風を感じて、いつもと違う料理を食べて、旅館に泊まって、温泉に入って……そう言う刺激だらけの環境に身を置けば脳が活性化されてイメージがもりもり湧くかも知れません。


 うん、旅行、いいね。出来ればひとり旅がいいかな。気の合う友達がいたならそう言う人達との旅も良さそう。友達……か……(遠い目)。


 旅行とまで行かなくてもね、漫画を読みふけるとか、映画を見倒すとか、ドラマにのめり込むとか、そう言うのも効果があるんじゃないでしょうか? ニュースやバラエティ番組とかで知らない事を知ってそこから発想が降りてくるかもだし。同じようにネットだってそう言うツールに成り得ますよね。


 インプットって大事だと思うんです。何かを体験する事、それは成功しても失敗しても何かの財産になりますよね。だからこそ、その体験をいい思い出になったな、で終わらせずに、何かに活かせるように心の片隅で覚えておく事も大事かなと思います。


 小説のネタなんてその気になればいくらでも転がっているものですよ。日々感じる

もの全てがいつか何かの役に立つ、そのくらいの認識でいた方がいいのかも知れません。


 何かを生み出すとは自分の中にあるものを吐き出す行為です。中身が少なければ出てくるものも貧弱です。自分の中にないものは吐き出せません。たくさんの経験をして自分の中で熟成させて、少しでも実りのあるものを作品として形に出来ればいいですよね。

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