星0の作品にも名作はある、そう思っていた時期が私にもありました

 今回、ちょっと挑戦的なタイトルなのですが……まず、今回の記事を読んで気を悪くされた人がいたらごめんなさい。最初に謝っておきます。


 さて、カクヨムに限らずかもですが、公開されている作品が多過ぎて名作が埋まっているなんて事を問題にする方も多くいらっしゃると思います。その時の常套句として『多くの駄作の中に名作が埋もれている』なんて表現を、このように直接的でなくても似たような言葉でされているのを目にした事がある方も多いのではないでしょうか?


 私はあまり読むのが得意でないので公開されている作品自体をそんなに読んでいないのですが、ある時期にふと思い立って幾つかの評価のされていない作品に目を通してみたのですよ。


 その結果はその評価の通りでした。


 いや、中にはそう言う表現、そういう作風の好きな人がいらっしゃって、その人とこの作品が出会っていないだけなのかも知れません。だから飽くまでも私基準の評価では、と言う話になります。

 私だって人の事言えたものではありませんからね。自作に星がゼロの作品もありますし。


 どんな人も公開した時は星がゼロな訳で、ゼロ=ダメなんて単純には言えません。ただ、公開してかなり日時が経っていたり、PVはある程度あるのに評価されていない作品は、その評価通りの質である場合が多い気がします。読まれない作品はとことん読まれないから、日時判断は違っているかもですが。


 カクヨムは誰でも作品を公開出来ますから、それがいいところでもある代わりに作品の質が玉石混交なんですよね。評価も身内評価とかもあるから信用の難しい面はありますが、ある程度の値を叩き出している作品はやっぱり面白いものだと思います。


 どんな作品もその作品でしか味わえない魅力があると思いますので、他人の評価だけを当てにするのも違うとは思います。けれど、もし最初から冒険せずに面白い作品が読みたいと思うのならば、既に評価が確定している作品を読むのをやっぱりオススメしますね。


 逆に知らない作品が読みたいんだという冒険好きな人は、どんどん星ゼロ作品に挑戦して欲しいと思います。光り輝く宝石の原石が何処かに眠っているかも知れませんしね。出来れば、そう言う宝石の原石が次々に発掘されますようよう願ってやみません。

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