一人称

 私は自分の普段の一人称が私なのですが、詩では僕という言葉を多用します。そうして俺って言葉は使った事がなかったんです。

 なので小説でも俺って言葉はずうっと使っていませんでした。最初の頃は童話ばかり書いていたので、俺って言葉を使う必要も特になかったんです。


 それから俺って言葉を使いそうなキャラを主人公にする作品を書き始め、それから俺って一人称も書くようになったんですけど、最初は使い慣れなくて俺って書く度に恥ずかしさを感じていました。一番最初は漢字ですら恥ずかしく、オレってカタカナから始めたんです。そう、黒騎士クロウが記念すべき自作品オレ初登場作品なんです。


 使い慣れていないので今でも俺って言葉が何だかぎこちない気がします。私の場合、小説以外では俺って言葉は使いませんからね。この使い方でいいのかなぁと思いながら恐る恐る使っています。


 一人称って日本語にはたくさんありますよね。現実的には多くの人が僕、私、俺のどれかを使っていると思いますけど。他にはオラ、某、小生、あちき、あたい、儂、拙者、自分、我、吾輩……。創作物のキャラを立てるのにこういうのを活用するのはいい手だと思います。某作品の某キャラは一人称にヤツガレって言葉を使っていましたし。


 何にせよキャラに合った言動をキャラにはさせないといけないですね。そうする事でキャラに生命が吹き込まれますし。ここを間違ってしまうとキャラがぶれてしまいます。気をつけなきゃいけませんね。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る