第1章 サーカスの少女

 ― 1 ― 無頼漢、荒野をさまよう

 暗い静寂しじまを押し分けるように、一頭の馬が闊歩かっぽしていく。

 手綱を片手で握りしめているのは壮年の男だった。

 彼は飢えていた。もう二日も水しか飲んでいない。さっさと適当な宿場に転がり込んで、腹を満たしたいところだが、それは許されない。


 理由は簡単。彼はおたずね者だったのだ。

 あちこちの州で追放命令を受け、追いかけてくる賞金稼ぎバウンティキラーの魔手から必死で逃げてきたのである。


 もっともこの男、殺人や強盗といった大罪を犯したわけではない。やったのは寸借詐欺とイカサマ賭博だけ。中部に位置するバッファロー狩りの中心地スポットダージ・シティで荒稼ぎをし、酒場サルーンの店主に訴えられたのだった。


 首に懸賞としてそこそこの額をかけられた事実を知ると、彼は大急ぎで逃げた。


 西へ。西海岸ゴールドコーストへ。

 そこは無法と拳銃と拳骨がまかり通る世界と聞いた。実力ある者なら、金と女と酒を欲しいだけ手に入れられるという噂であった。まさしく男の夢がすべて叶う新天地ではないか。


 太洋に面した西部はここ十年で開拓も進み、他の大陸からやってきた異民族も多い。当然、法律などあってなきような場所へと姿を変えつつある。


 無分別な移民の結果として生じた〝人種の坩堝るつぼ〟は、治安に悪影響を及ぼしていた。東部で「粗暴なる西部ワイルド・ウェスト」と呼ばれ、さげすみの視線で見られているのもうなずける話だった……


 しかし例外もあると聞く。

 この男が目指しているのはその街だ。


 法と秩序が絶妙なバランスをみせる自治都市が最近勢力を拡大している。そんな話が中部の大草原グレート・プレインズまで伝わっていた。

 なんでも異人に裁判官ジャッジのような役職を与えた結果、街は奇跡的に平穏を保っているそうだ。犯罪が皆無というわけではないが、女子供が夜道を歩けるまでに平和だという。東部の政府も功績を無視できず、治外法権さえ与える構えを示している。


 街の名前は〝エデン〟――ふざけた名前だ。


(……ならそこへ向かうとしようか。無法者アウトローに過ごしにくい街ならば、賞金稼ぎバウンティキラーの足も自然に遠ざかる。防犯に優れた都市だと? 要するに悪漢に対応する知恵に乏しい場所というわけか。俺がイカサマ博打で一稼ぎする余地くらいあるだろう。金さえあれば清潔なシーツと、暖かい部屋と、優しい女が手に入る。そうだ。まさしく俺のために用意された世界だ。そこで一旗揚げてやる!)


 希望的観測で頭をぱんぱんにしながら彼は進んだ。なにか楽しいことでも考えなければ、寒さと不安で行き倒れてしまいそうだった――


 *  *  *  *  *  *  *  *  *  *  * 


 荒野を灼熱地獄のような場所と考える人もいるだろう。

 しかし、それは間違いだ。夜になれば温度は下がり、凍える寒さとなる。冬になれば雪さえ積もる。

 そして今は九月。降雪こそまだだったが、体感温度はずいぶん下がっていた。

 冷え切った風が冷え切った頬に突き刺さってくる。


 その時――またがる馬が足並みをゆるめた。

 彼の愛馬はアパルーサと呼ばれる品種だ。白と黒のまだら模様に彩られたそれは、北西部で先住民族ネイティブが育てた野生種である。気性は荒く、とてもわがまま。それに加えて盗んだ馬とあっては、懐く理由などなかった。

 馬は何かを見抜いたようだ。何度か頭をふったかと思うと、唐突に駆け始めた。


「ええいっ! どこへ行く気なんだ!」


 そんな主の台詞を無視しながらアパルーサは進んだ。

 西へ西へゴー・ウェストと。

 やがて馬上の男にも向かう先が見えてきた。

 灯りだ。焚き火らしい光源が山の裾野に幾つもきらめいている。

 かすかにヒッコリーの破片チップを燃やす匂いがした。誰かが燻製を作っているに違いない。アパルーサはそれを嗅ぎつけたのだ。


 接近するにつれ、にぎやかなメロディが聞こえてきた。ハントエオリーネとギターの調べだった。歌も聞こえる。それも女の声。誰かが火の側で憂さ晴らしをしているみたいだ。

 なんだか急にムラムラと腹が立ってきた。


(……こっちがこんなに寒くてみじめな思いをしているのに、楽しげに歌っていやがるとは! 連中の幸せを潰すことが、手っ取り早く満足できる道だぜ)


 強きを助け、弱きをくじく。

 強者にのみ媚びへつらい、女や子供といった弱者にあたる。

 この男のポリシーはそれだった。


 弱肉強食――これもまた西部ウェスタンの掟ではある。

 しかし彼は気づいていなかった。感じた苛立ちは、羨望を活力に昇華できない小物だけが抱え込む卑屈な考えであることに。

 そして彼は知らなかった。女が集団になれば、男などは及びもつかないほど凶暴な生物に進化することを。


 さらに距離を詰める。不用心にも見張りはいない。プレーリー・スクーナー型と呼ばれた典型的な幌馬車ステージコーチが二〇台ほど円形に配置されており、その中央に火種が見える。


 なんだこいつらは? 牛追い《ローハイド》の集団だろうか?

 いや、それにしては肝心の牛の姿が見えない。中部からのロング・ドライブだと、数百頭単位を連れ回さないと元本割れするし、だいたい秋口に牛を引き回す馬鹿もいまい。


 では豪商のたぐいだろうか?

 それも怪しい。幌馬車はずいぶん使い込まれていたし、炊事車チャック・ワゴンの数も二台だけだ。大金持ちの隊商なら絶対に護衛ボディガードを雇うはず。

 正解を求め、彼は幌馬車の周囲をうかがった。

 不思議なことに独特の動物臭が漂っている。

 馬や牛ではない。いったいなんだろう?

 やがてもっとも大きな馬車にたどりついたとき、正解が見えてきた。くたびれかけた幌には流麗なイタリック体でこんな文字が躍っていたのだ。


     【空飛ぶフライングサーカス プリティ・ズー】

     次回公演はエデンを予定。日時調整中。

     猛獣使いと踊り子さん常時募集。委細面談。


 移動サーカスの一行いっこうだ。それも有名な女ばかりレディースの一座ではないか。

 プリティ・ズーの名は聞いたことがある。酒場サルーンで仕入れた話では、動物と曲芸を主体にしたお子様向けのショーらしい。大手サーカスのような残酷性や、秘宝館としてのいかがわしさはあまりなく、健全さを前面に押し出した見せ物という話だ。


(……連中は西部の大都市を根城にしているはずだ。どうやら巡回コースにぶちあたったらしい。俺にも運が向いてきたのかもな。相手は女ばかり。こいつらに紛れ込めば楽にエデンに到着できるじゃないか)


 よく見ると他にも布製のポスターがべたべたと貼り付けられている。いずれも極彩色の派手なものばかりだった。


『銃と正義で街を守れ! カノン砲から懐中拳銃まで武器のご用命はレーガン銃砲店まで』

『百人乗っても(多分メイビー)大丈夫! 頑丈印スーパー・ハード幌馬車ステージコーチはJWストアで好評予約受付中!』

『ひ弱な男はこれで変身! 女性には痩身ダイエット効果! 筋力強化にブルブルワッカー』

『基本使用料〇セントの電報集荷サービス開始。ただいま家族割引実施中。州営電信公社』

『強盗撃退率一〇〇%! 大切な財産は信用と実績のブルースカイ・バンクへどうぞ』

『基本使用料〇セントの電報集荷サービス開始。ただいま家族割引実施中。州営電信公社』

『プロイセンからやって来た歯が白くなる歯磨きセッチマン。お買い求めはパインブック・ドラッグストアにて』


 ……どうもサーカスとしての経営は苦しいようだ。スポンサーからの広告料で糊口を凌いでいるのが現状なのだろう。これなら用心棒ボディガードを雇う金もないに違いない。

 腰のホルスターに装着した拳銃を確かめる。よし。こいつが真価を発揮するときがきた。女が相手だ。まず最初に強みを見せなければ。


 馬から降り、手綱を近くの幌馬車に巻き付けた。その影から身を踊らせ、篝火かがりびへと向かう。

 こっそりではない。堂々とだ。

 ピー・ウーズと呼ばれた流行物のブーツのかかとには拍車スパーがついている。馬の腹を蹴るための道具だ。それをジャラジャラいわせながら彼は進んだ。相手を振り向かせるために。


 相手は三〇人弱。全員が女の子だった。

 つば広の真っ赤なカウボーイ・ハットを被り、顔を隠している奴が一人だけいたが、華奢きゃしゃすぎるブーツでわかった。男のわけもない。


 すぐ歌声がやんだ。やがてギターも沈黙した。のちに誕生するアコーディオンの原型ともいえるハントエオリーネの音色が止まると、周囲は静寂に包まれた。

 残ったのは焚き火がぜるパチパチという音だけだ。


「どうしたのかな。続けてくれよ」

 彼はそれなりに整った笑顔を見せると、勝手に焚き火に近づき、どっかり腰を降ろした。

 西部ウェスタンの掟では、夜に灯りを求めて来る者を拒んではならないとされていた。それが最低限のマナーなのだ。もっとも無法がまかり通るこんな御時世ごじせいでは、必ずしも推奨される行為ではなくなっていたが。


 当前、誘われる方にも礼儀は必要である。傍若無人ぼうじゃくぶじんな捨て台詞を口にする者が歓待されるはずもない。屈強な男が相手なら、軽口を叩いただけで撃ち殺される危険もあるだろう。


 だが彼は余裕しゃくしゃくだった。

 相手は女の子ばかりじゃないかと。


 この男は、過去の人生において、ずっと女を見下して生きてきた。女性ウーマンとはちょっと脅かせば言うことをきく相手。そんな貧相な認識しか持ち合わせていなかった。


 彼はこのあと、認識を改める必要性に駆られ、大いに後悔することになる――


 沈黙と共に彼を迎え入れた少女たちは、凍りついたまま彼を見つめるだけ。リアクションなき相手に向かい、彼は再び荒い言葉を投げつけた。


「ずいぶんと冷たい隊商ですな。難儀している旅の者にコーヒー一杯いれてくれる度量すらないとは。そんなことだから広告収入に頼らなきゃいけないんじゃないかね。ええ? 違いますかな。プリティ・ズー御一行さまよ」


 人種も年齢も様々な少女たちは、楽器を携えたまま、不審と不安が入れ混じった目を向けてきた。やがて彼女たちは一人また一人と視線をそらし、角に座る人物を見据える。

 注視の的となっているのは、馬の鞍に背を預け、緋色のカウボーイ・ハットを目深まぶかにかぶった奴だ。そいつがリーダーなのだろう。


 眠っているのか死んでいるのか身動き一つしない。体が冷えるのだろう、ブーツまで届くポンチョを羽織っているのが印象的だった。体のラインを隠す外套がいとうの色もまた赤。どうやら血の色をこよなく好んでいるらしい。

 全員の視線を感じたのか、そいつは面倒くさそうに帽子の端をつまみ上げた。


 やっぱり女だ。


 尖った顎と赤黒い唇。これで空気が吸えるのかと驚くほど小さい鼻。そして眼光鋭い左目がちらりと見えた。

 かと思うと、そいつはまた帽子のつばを降ろし、顔を隠してから右手をだるそうに振った。

 それが指示だった。すぐに二人の少女が立ち上がり、焚き火からヤカンケトルを下ろした。使い込んだカップに熱湯を注ぎ、それをトレイに乗せ、おっかなびっくりといった調子で運んできた。片方は先住民ネイティブ系、もう一人は区次州エウロパ系だ。


 暗くて中味は見えないが、夜営中の隊商から出てくる飲み物といえば、珈琲コーヒーと相場が決まっている。彼は香りも楽しまずにそれを一気にあおった。

 途端に舌と喉を違和感が焼き尽くした。熱さはどうということもないが、味が奇妙奇天烈きみょうきてれつなものだった。思わずむせ返りながら叫ぶ。


「なんじゃあこりゃあ! 紅茶じゃねぇか。しかも砂糖か蜂蜜が入ってるぜ。こんなモン男は飲みゃしねーんだよ!」


 それまでの慇懃いんぎんな態度をかなぐり捨て、本性をむき出しにした男は、怒鳴ったあとカップを地面に叩きつけた。派手な音がして中味が飛び散った。少女たちがいっせいに飛び退き、リーダーらしき赤帽の側に駆け寄る。


 やがて深紅のポンチョを纏った相手は、ゆっくりと立ち上がると、こうつぶやいた。

「食べ物を大切にしない人は悪党。恵んでもらったのを粗末にする人は大悪党。紅茶を棄てる超大悪党よ」


 生意気な言い草に、自然とホルスターに指が伸びる。


「俺は男なんだぜ! 女子供が飲み食いするモノに興味はねぇ!」


「女じゃなかったら男? そんな消去法は通用しないでしょうね。紅茶という嗜好品に興味も理解も示さないあなたは、いったい何様でございますか?」


「俺は俺様だよ! 聞いて驚くな。天下に聞こえた大泥棒〝月下の騎士ナイト・アンダー・ザ・ムーン〟とは、この俺様のことなのだ!」


 彼はこの一言でダイナマイトを投げつけた気になっていた。もしも真実なら、思ったままの効果が得られたことだろう。

 発した俗称ニックネーム――〝月下の騎士〟と言えば、西部ウエスタンでもナンバー1の凶漢なのだ。

 その名は、泣く子を子供を黙らせるほどの効き目を持ち合わせており、大人でさえ耳にしただけで裸足で逃げ出すような魔力を秘めているのだ。


 だがしかし――反応なしノー・リアクション

 娘たちは黙りこくっていたが、やがて赤い帽子の女が細長い棒状のなにかを取り出すと、全員がすぐに楽器を構え直した。


 リーダーがそれを軽やかに振る。指揮棒タクトのつもりらしい。

 途端に哀しげなメロディが流れ始めた。

 二拍子で短調。聞いていて気が滅入る旋律だった。


「辛気くさい演奏アンサンブルはやめろっ! 葬式行進曲じゃねぇか! 夜更けにそんなのを弾くんじゃねぇ! 流行歌を唄えっ!」


 彼が怒鳴った直後だった。

 相手の女は真っ赤なカウボーイ・ハットを投げ捨て、ポンチョを一瞬で脱いだ。


 驚いたことにその下は膝上のミニスカートだった。これまた赤。ポンチョや帽子と色彩を調和アンサンブルさせた略服だ。動きやすさを優先した選択だろう。健康的な褐色の太腿が焚き火に照らされ、妖しい雰囲気が溢れ出している。

 やはり赤で長めのウォーキング・ヒールが、リズミカルに打ち鳴らされたかと思うや、彼女はこんな台詞を叫んだ。


「それではお客さまのリクエストに応じましょう! 移動サーカス〝プリティ・ズー〟の座長こと私――ナオミ・デリンジャーが歌と踊りを相務めます! お気に召せば幸いです」


 指揮棒タクトに見立てた針のような棒を唇で舐めると、音楽が急にアップテンポなそれに変わった。彼女は優雅にクイックターンをきめ、東部の名だたる劇場シアターに立たせても恥ずかしくないまでのダンスを舞った。


 顔も上玉だった。あきらかに白人系だが、微妙に有色人種の血も混じっているようだ。闇に輝くのは金髪。長いそれは二本のおさげに編み込まれており、頭と一緒に空を舞う。


 すぐ彼女はハスキーボイスで唄い始めた。

 それは月下の騎士を讃える歌詞であった――


『 噂に響いた月下の騎士ナイト・アンダー・ザ・ムーン

  闇を友とし、闇を統べるひと

  吸血鬼なの? 狼男なの?

  いいえ違うわ、彼こそ紳士

  西部ウェスタンの少女の憧れのまと


  奪ったお金はポケットにいれず

  すべて貧しい民衆へ

  貧困層から義賊と呼ばれ

  支配層から悪魔と呼ばれ

  尊敬と恐怖を独占するひと


  首に懸かった賞金は

  その額なんと5万$

  日々報奨額は倍増し

  賞金稼ぎバウンティキラーの憧れのまと

  もちろん生死を問わずデッド・オア・アライブ

  もちろん生死を問わずデッド・オア・アライブ


  こいつは本物、彼こそ本物

  まさに素晴らしきエクセレント西部の男♪ 』


 事実と虚構がごちゃまぜになった歌詞フレーズだが、耳にして悪い気分はしない。思わず頬が緩んだ彼に、なおも続きが押し寄せた。


『 泣く子も黙る月下の騎士ナイト・アンダー・ザ・ムーン

  けれど本当にこの人かしら?

  嘘を友とし、嘘を騙るひと

  牛追いカウボーイなの? 拳銃使いガンマンなの?

  いいえ違うわ、彼こそ偽物

  西部ウェスタンの少女の蔑みのまと


  奪ったお金は酒場サルーンで泡に

  紅茶の味さえ理解できない

  貧困層から泥棒と呼ばれ

  支配層は存在も知らない

  侮蔑と無視を独占するひと


  首に懸かった賞金は

  一座のたしにもなりゃしない

  日々報奨額は減り続け

  賞金稼ぎバウンティキラーにさえ無視されちゃう

  もちろん死あるのみデッド・オンリー

  もちろん死あるのみデッド・オンリー


  こいつは違うわ、絶対違う

  ただのくそったれサノバビッチな男じゃん♪ 』


 2番はうってかわって猥雑な歌詞だった。嘲笑が少女たちから溢れ、演奏が乱れた。

 いわれのない自信でおのれを築き上げている者は、馬鹿にされている現実に気づいたとき、簡単に激高する。自制心を鍛えていない者の悲劇だった。


「ほざけ!」


 ガンを抜いた。

 撃鉄ハンマーを起こす。

 標的ターゲットを狙い定める。


「それほど赤が好きなら、貴様の血で衣装を染め上げてやろう!」


 相手の手がすっと空を切った。銀色の輝きが走った。指揮棒タクトに見立てていた何かを投げ飛ばしたのだ。


(……ナイフか! もう容赦しねえ!)


 反射的に人指し指に力を込める。

 だが……しかし!

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