8.敬愛する先生へ
拝啓、敬愛する先生。
お返事ありがとうございます。諸葛孔明の手紙を引用して答えを返してくれるあたり、先生のシャレている感じが伝わります。
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もし、人が世俗の名利に淡白でなければ、己の志が見えなくなるだろう。心身が穏やかでなければ、大きな理想を成し遂げることはできない。学習したなら必ずそれを吸収し、能力を高めるには
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志をもつということが重要なのですね。
とても、心に響き渡り、私の心の水面に波紋を投じております。その波紋は、一度で終わることがなく、何度も何度も外へ広がる円を描き、最初は激しく、最後穏やかに私の心の水へと帰っていきます。まさに一石を投じるようなお言葉でした。
私の志は、当初から決まっており先生と同じです。人を楽しませ、世界平和を伝える。人が人として過ごしやすい世の中になるよう、おもしろおかしく物語をつくることです。
さらに、頂いた言葉で。自分の作品の熱烈な読者は自分であれ。
深い意味を感じます。自分が望んだ物語、それは自分が一番好きである物語。そして、なにより展開を考える為に、自身が一番の読み返すべきという、深い言葉ですね。感服して、視界が
最後を締めくくるように、自分の作品を一番愛しなさい。我が子の様にと。
生みの親なのですから、この子がどう育つかは親の影響が多分にありますね。
たまに良いことを言う先生に感服致しました。
P.S
3回頼んだら、もっと詳しく教えてくれるようですが、この件は結構です。
素麺は三回頼みましたので、宜しくお願い致します。
三顧の礼を尽くしました。
平成28年 盛夏
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