7.現代の諸葛孔明と評される先生にお知恵を拝借したいです。

 拝啓、先生。

 お体の調子はいかがでしょうか?

 夏バテにまけて、アイスクリームが排水溝に落ちたようなヘドロみたいな体型になっているのでしょうか?


 私はブリジストンのマスコット実写版のオファーに備えて、日に焼けず、マシマロボディに磨きをかけております。一応、ディズニーのベイマックスにも備えておりますが、一向にお呼びがかからず疑問を呈しております。


 先生の執筆状況が見えず、綿あめが頭の中にあるようなモヤモヤ、フワフワした感覚に襲われています。お前の方はどうなんだ?と聞かれると思いますが、順調であります。今日は一万文字ほど書きました。


 先生は日々積み重ねが大事だと申されますが、何か積み重なっているのか、花見の席取りの様に薄く地べたにビニールシートを広げたようなことをしている気分になり、前進している感が感じられないことに私の綿あめメンタルは甘美な反応を見せます。

 私の体のほとんどは綿あめで出来ている。体にピース。私はポーク。


 率直に言うとPVが伸びているのかわからない。

 この調子で続けていいものなのか、迷い迷いられり迷るるる~。真夜中に創作が進んでおります。外は黒い世界の中でも月明かりで反射した水たまりの光が、甘い蜜にさそわれるような虫の感覚を私に与え、7と11という赤白緑の看板に吸い寄せられ、間食を買い、完食させてくれます。


 近況としては、カクヨム壮で内戦らしきものが見え受けられています。

「見つけたよ」と張り紙が毎日張られることに対して、イラつきを覚える住民が怒りのメッセージを載せたり、ちょいとしたイザコザらしきものも見受けられ、スピリチュアルアタックをしかける黒い三連星がいます。おそらく、ドム体型で陸専用です。私は蚊帳かやの外にいる為、夏の蚊のように蚊帳の外を飛び回り、たまに読書をして自分の血に入れております。色んな方の血と涙の作品の結晶が私の血肉となっております。


 カクヨム壮でラジオが始まりました。

 生放送ラジオなのでその時間にニコニコ食堂へ移動しなければならないのですが、時間的制約があるので、いつもいけず、何がラジオされているのかわかりません。どこかで、ラジオを保存して、誰でも食べられるように配給して頂きたいものです。レンジでチンして食べられる冷凍食品になればいいなと、淡い期待をし、歩くたびに胸を揺らしています。私の歩く姿はさながら季節感たっぷりの雪見大福。


 皆、読まれないことをなげき、夏の夜の鈴虫の合唱コンサート行っております。蛍もたまに現れるかもしれません。光を持ったスターが。嘆くだけでは何も起きず、私はどうにか状況を打開すべく筆を取って駄文を重ねています。


 先生ならこの状況を一体どう切りぬけて行きますか?現代の諸葛孔明と言われる先生ならではの策をご教授頂きたいものです。どうか、お知恵を拝借したい。


 2段ベットの1段目に下がり、いつもより頭を低くしてお願いします。


 P.S

 素麺は揖保乃糸でお願いします。あと、めんつゆもないのでにんべんのものを添えてください。それ以上は、追加で求めます。


 平成28年 盛夏


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