5.私は怒っております!!
拝啓、先生。
続編をお送り頂きありがとうございます。手紙の包装をクリスマスプレゼントをもらった子供の様に勢いよくビリビリと破き、飛び跳ね喜んだ私の無邪気な顔は今、阿修羅の様に歪んでおり、手は糖尿病を患ったように震えが止まりません。低血糖を通り越して、高血圧になっております。
なぜ?このようなタイトルになってしまったのか。
手紙という形式で事足りるのか、レポートや卒業論文といった
私が褒めたのが間違いで死ね。間違えました。間違いでした。先生は、調子に乗ると豚の様に木に登りやすく、作品を褒めると斜め後ろに進んでいく、まるで頭の森林が前頭部から後頭部へ砂漠化をしていくように本人も気付かないうちに不毛な官能の道を歩み始めるなど言語道断。その道は絶たれることを切に願います。
先生はいつぞや、子供に夢を与えるそんな作品を作ることを宣言し、宣誓し、世界平和のために大業を成すと拳を突き上げ、キメ顔のキモ顔で仰っていたではありませんか。あの時の熱気を帯びた先生は梅雨に
迷言を頂戴したことは覚えております。
怒られるときは頭を下げろ。そうすれば、罵倒や
そろそろ、祭りの季節なので祭りを開催したいとお誘い申し上げます。
P.S
祭りへの参加費用は、別途徴収致しますので、赤坂にてお待ちください。
叙々苑の最高級コースなどで手を打ちたいと思っております。
平成28年 盛夏
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