お互いに相手のことが好きだったら、恋愛をしているって言えるんだろうか?それだけじゃあ、だめ。だって大事なものが足りてない。そう好きってだけだとだめなんだ。……あれ?そもそも好きってなんだっけ?
恋愛小説が読みたくて、「恋愛」というワードで検索したときに目を惹くタイトルだったので読ませていただきました。物静か?というか、クール?というか、とにかく口数が少なくて内気な主人公かと思いきや、クスッとくるような会話をしたり、「好き」と発言することにまったく抵抗がなかったりと、なかなか読めない主人公でした。そんなところが魅力的で、ヒロインを含めてキャラクターがとても立っています。ただ、このままヒロインを泣かせ続けるようだと許せませんね(笑)