旅の前日

 何だか不思議 そわそわそわ

 曇った空に冬の精霊笑ってる

 新しい始まりの前の最後の日々に


 冷たい風よこんにちわ

 淋しい空気辺りを包む

 鐘の音が山から山へ逃避行


 ロケットの煙は何処まで続く

 大気飛び越え月を抜け

 いつかエーテルの彼方まで


 野バラの茂る森の奥

 小鳥が一人歌ってる

 ほらほらごらん朝が来た


 コタツの上に広がった

 夢見心地の不思議の旅は

 TVが終わってからが本番さ


 もう少しでこのカレンダーも終わるね

 カーテンの隙間からまた新しい朝が

 真っ赤に染めてそして始まっていく


 目が覚めたら、北へ…

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にゃべ♪の適当詩集 2002 にゃべ♪ @nyabech2016

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