ルーメン ラバン 編

光の名を持つもの

「その学者は実地調査のために北方の博学都市レヴァントよりやってきた」

by ロズンダ・メスリ


我が祖父は何故このレムリースの地にやってきて、そして何故世界を救うことを誓いこの地域にために戦い命を散らしたのだろう。


そんな疑問を頭に浮かべながら、馬車でローデシア王国へ向かっていた。

目の前で商人が新人の冒険者相手に色々と話しているのをうるさいなと思いつつも私はそれを黙って見ていた、そして色々考えながらローデムルに到着するのを待った。


今日は重要じゃな日だ1年に1度開かられる終戦記念の公演が行われる、しかもちょうど1000年目という節目の年だ、まあ久しぶりにローデシアに来たんだ。

演説まではゆっくりしていよう


〜演説当日〜


まず式典を行うにあたって、何故毎年この式典を行うかについてを説明したいと思います


彼女はローデシアの国家元首、ローデシア王家、最後の王女、ローデシア王家は血縁主義じゃない、実力がある人が王になる。

実力と言っても、国民の投票に過ぎないが

ローデシアは1000以上前に独裁的な王政を捨てた国なので彼女は国のリーダーに過ぎない


今回は2国を代表して私から話させてもらいます

そういうとローデシアの王女は演説台の前に向かった


今から1000年以上も前に、さかのぼります 北の地 レムリースでは4つの国を巻き込んだ大規模な戦争が発生しました

各国は自国を守ると言う信念の元、神獣召喚し戦いました。


しかしながら、4国の中にみなさんも知る国クリスタリアが混じっていました。

かの国は最強と自称する対神獣兵器を投入し攻撃を始めました。


当時ローデシアへ復帰したエルタニア領主はローデシアとウルダスの国民を戦火の及ばない地へと転送させました。


伝承によると彼はその後レムリースを救ったと言われているが、実際のところその話を正確に知るものは居ないとの事


その世界を救った領主を、そして争いを忘れない為に我々は毎年この日に式典を開き二度とあの様な最悪を起こさないように結団し平和を誓うのです。


そう言うと、王女はウルダスのリーダに目を合わせ頭を少し下げ合図をした


ローデシアの王女は杖を掲げ

ウルダスの元首は剣を掲げた


今ここに誓う我々は公国に悔いることは無い

生きている限り前へ進み、平和のために尽力することを誓う


その、近いと共に演説は幕を閉じた

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Last of Grandalsia Roimy Zomsa @zomsa1228

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