この物語を読み終えて、まさに夢から覚めてしまったような、色々な感情が起こされました。
切なさ、愛らしさ、面白さ、そして安堵感。
読んでいる最中、僕は何度も井沢のように、少女の運命をどうにか変えてやることはできないだろうかと、真剣に考えてしまってました。
奇抜なアイディアを軸に描かれるドラマは、もしかしたら典型的なものかもしれませんが、それでも新鮮で親しみやすい物語でした。
このまま夢を見ておきたい、でと起きないと遅刻しちゃう。
そんな誰もが経験するような名残惜しい朝の感情が、心地よく体験できました。
素敵な物語をありがとうございます。
にぎた