彼らのこと スプレーマムの告白(2/3)
(承前)
階下へ戻ると、病室の前にはヴェルナーが背を壁に
「うまくいったみたいだね」
と、にこやかに言葉をかける相手は無論私ではなく、水城先生だ。呼びかけに対し、彼女は表情を
「はい。ヴェルナーさんのおかげで」
「良かった良かった。俺のしたことなんて取るに足らないよ、君の頑張りがすべてだ」
「そんなことはないですよ」
気の知れた二人の様子を見ていると、なぜだか胸の内側がじりじりと焼けるような感じがし、正直面白くなかった。
不意にヴェルナーがこちらへ視線をよこす。
「まあそう
「嫉妬だと……」
「嫉妬だろ。俺が水城ちゃんと話してるのが気に障ったんなら」
「その呼び方をやめろ」
「ほらね。妬いてるだろ」
にやにやしながら肩を
「ところで、今度は俺がこいつと二人で話をしたいんだ。悪いけど、ちょっと外してくれる?」
ヴェルナーがラフな動作で私の肩に手を回してくる。振り払いたかったが、無念にも怪我がそれを許してくれない。
水城先生はあ、はい、と素直に頷くと、ぱたぱたとスリッパの音をたてながら、廊下の端にある休憩スペースへと遠ざかっていく。
私の肩を抱いたままのヴェルナーと二人、一人用の病室へと足を踏み入れる。扉が閉まるや否や、赤髪の男はぐっと肩を抱き寄せ、耳元で囁いた。
「お前はもう逃げられないぜ」
「……何の話だ」
「責任からだよ。彼女に何かあったら、それは全部お前に跳ね返ってくる。それを全部受け止める覚悟はできてるのか?」
「貴様に言われるまでもない」
「そうかい、ならいいんだけどな。今度はヘマするなよ」
「分かっている」
返事の代わりに、ヴェルナーは回していた手で私の肩をぽんぽんと叩いた。少し痛いくらいの勢いで。彼なりの叱咤激励というやつなのだろうか。こいつがそんな奇特なことをするとは思えなかったが。
いくぶん明るい声で、ヴェルナーがもう一度口を開く。
「でも、ちょっと安心したよ。お前、もう枯れちまったのかと思ってたからさ」
「何が……」
「下半身のことだよ。ま、怪我が治ったら頑張りな」
「……」
何をだ、と訊いたら泥沼に陥るのが目に見えていたので、それ以上は尋ねなかった。ヴェルナーのにやけた顔が見つめてくる。投げ飛ばしたい衝動に駆られるが、怪我を負う身ではとても達成できない。自由に動けるようになったら覚えておけよ、と心の内でぼやく。
病室のベッドに身を移しつつ、パイプ椅子に座したヴェルナーに問う。
「それで? 話とはそれだけではないだろう?」
「ああ、まあな。もう影への報告は終わってるんだろうが、お前の口から直接事件の話を聞きたくてな。どうして今さら"英雄"が狙われることになったか、相手の目的に思い当たる節はねえのか?」
今度は影絡みの真面目な話だ。私は首を振る。
「……ああ。何もないし、さっぱり見当もつかない。こっちが訊きたいくらいだ。相手は生け捕りにしろと言われていたようだが」
「生け捕り、ねえ。つうことは今後もまた刺客が現れる可能性も捨てきれないってこったな。英雄の正体が向こうさんに割れたかは分からんが。一応、英雄が入院した病院の場所については、誤報をそこらにばらまいてある。しばらく様子見するしかねえかな」
ヴェルナーはくだけた口調ながら、私=英雄の構図を言及するのを避けていた。
良くないな、と私は呟く。
「これでは対応が後手に回りそうだ」
「ま、お上からの御信託を待つしかあるめぇよ。しかし、向こうさんに睨まれてるのが坊っちゃんだけじゃないとなるとてんてこ舞いだぜ、こりゃあ」
「私は自分のことは自分で守る」
「怪我が治ってから言えよ、そういうのは。……でもお前も自分の命は大事にしろよ」
破天荒な同僚がふと真面目な顔つきになる。
「なんだ、いきなり」
「お前の命と引き換えに救えるものなんざ、
「……男相手にずいぶん親身なことを言うんだな」
「はっ、女の子の命はそりゃ重いけどよォ、女の子に想われてる男の命も同じくらい重いんだぜ」
ヴェルナーは決め台詞を口にした俳優のように気障な表情になり、
「……どうしてそれを真面目な顔で言えるんだ?」
「えっ今の感動するところなんだけど」
私の反応に唇を尖らせる。
* * * *
―水城麗衣の話
病院の休憩スペースにはテレビが備えられていたものの、そこには私以外誰もおらず、液晶は黒い画面を映したまま沈黙していた。
静かだ。ソファへ腰かけ、窓の外に視線をやって物思いに耽る。思考を占めているのは先ほどの桐原先生とのやり取りと、口元に残る彼の唇の感触だ。我ながら、思いきったことをしたものだと思う。勝手に体が動いていたのだが、思い返しても頬が熱くなる。でも、それで桐原先生に想いを受け入れてもらえたのだから、結果オーライと言うべきだろうか。
そう、私の好意は受け入れられたのだ。具体的に交際するとかそういう話は出ていないけれど、あのような返事をもらえたのだから、両想いになったと見て差し支えないだろう。
一目惚れしてずっと好きだった人と、両想い。
それを強く意識すると、私の脳に妄想という名のエンジンがかかり、桐原先生との展望を思い描き始める。二人とも成人した社会人なのだから、これから仲が深まったら様々な触れ合いへと発展するだろう。手を繋いだり、抱き合ったり、さっきみたいにキスをしたり、それから、桐原先生のあの少し骨張った長い指が、私の――。
「水城ちゃん?」
「ひえっ」
横から急に声をかけられて、座ったままでほんの少し飛び上がる。振り仰ぐと、眉尻を下げたヴェルナーさんがそこに立っていた。
「ごめんごめん、驚かせたかな。一人で待たせて悪かったね、病室に戻ろうか」
「は、はい」
彼のスマートな対応に促されて立ち上がる。ヴェルナーさんはきっと女性にモテるのだろうな、とひそかに思う。当初は外見の印象でどんなぶっ飛んだ人なんだろうと思っていたけれど。
歩きだすと、ヴェルナーさんがありがとね、と静かに呟いた。
「え?」
「錦のこと。二人で何を話してたかは分からないけど、あいつの雰囲気が柔らかくなってたから。色々、励ましたりしてくれたんだろうなって。だから、ありがとう」
「いえ、そんな……大したことは」
「あいつを変えられるのはきっと、君だけだよ」
数歩先を行くヴェルナーさんがちらりとこちらを振り返る。彼は親が子でも見るような目付きで、口元にほほえみを浮かべていた。
「あいつ、危なっかしいからさ。自己犠牲型っていうのかな、全部自分一人で背負い込もうとして、結局自滅するタイプ。だから、隣で見ててあげて。あいつが無理しすぎないように」
不意にヴェルナーさんが立ち止まり、赤い瞳が真っ直ぐ私を見た。
「ね、水城ちゃん」
「……はい」
深く顎を引くと、小さな頷きが返る。
ああそれと、とヴェルナーさんが付け足す。
「こういうこと俺が言ってたって知ったら、あいつ怒るから。内緒にしておいて」
「はい、内緒です」
彼が唇に人差し指を当てるのを真似して、こっそり笑い合う。
男同士の友情ってなんだかいいなあ、と羨望とも憧憬ともつかぬ感慨を抱きつつ、再び歩き出したヴェルナーさんの後に続き、桐原先生の病室へと舞い戻る。
窓の外を眺めやっていた桐原先生は、私たちが入っていくのへ振り返り、わずかに顔をしかめた。
「ヴェル、彼女にあまり近寄るな。不愉快だ」
「おっいいねえ、お前が独占欲を露にしていく感じ。新鮮だね」
「茶化すな」
先生が鼻を鳴らす。
ベッドのそばの丸椅子に腰を下ろしながら、私はひそかに感動していた。だって嫉妬しているのだ。あの生真面目でストイックな性格の桐原先生が。しかも、この私を対象に。
大丈夫ですよ、桐原先生。私はとっくにあなた一人のものですよ(はぁと)。
とはさすがに言えない。絶対引かれるからやめろ、と自分の冷静な部分が脳の片隅で囁いている。空気を変えようとしてか、桐原先生がおほん、と咳払いをした。
「そういえば、さっき電話で誰と話していたんだ?」
「ああ、まさにこれからその話をしようと思ってたんだよ」
立ったままのヴェルナーさんが、よくぞ訊いてくれましたとばかり、気取った仕草でぱちんと指を弾く。
「彼女には相談してたんだが、水城ちゃんに護衛をつけた方がいいって話をしててね。俺たちと向こうさんに多少なりとも関わった水城ちゃんは、この先身の安全が保証されてるとは言えないだろ。だから、うちらのエージェントをつけて、身辺を警護する」
彼の声を聞き、無意識に背筋が伸びる。そう、護衛。桐原先生の意識が戻るまでのあいだに、ヴェルナーさんから提案を受けていたのだ。ボディーガードを打診されるなんて、自分の一生に起こるとは夢にも思っていなかった。
あの夜のことを思い出す。山羊の被り物をした人たちに押さえつけられ、ナイフで衣服を裂かれ、体を触られたこと。身震いが起こるけれど、それらよりも強く焼きついているのが、私を信じて下さい、と呼びかける桐原先生のまっすぐな眼差しと、私を抱える力強い腕の感触だった。
降って湧いた話題に、先生の片眉が持ち上がる。
「ちょっと待ってくれ。彼女の安全を確保することには賛成だ。が……貴様は我々や相手の組織のことを、彼女にどれくらい説明しているんだ」
問いただされたヴェルナーさんは、小さく息を吐きながら肩を竦めて答える。
「俺たち、味方。山羊頭の奴ら、敵」
言葉はそれで切れ、病室には数秒の間が生まれた。あっさりした返答に桐原先生は唖然とし、それだけか、と問い返す。
二人の鋭い視線が、火花すら見えそうなほどに絡み、交錯する。
「あのなあ。これ以上説明したら取り返しのつかない形で巻き込むことになるぜ、坊っちゃんと違って水城ちゃんは当事者じゃないからな。それはお前だって本意じゃないないだろ」
「それはそうだが……」
私は黙って繰り広げられる会話を聞いていた。下唇を噛む桐原先生が、その時だけはどこか遠く思えた。坊っちゃんというのが誰を指すのか、私は知らない。興味を持ってはいけないことなのだ、と自らに言い聞かせる。
と、こちらを一瞬だけ見やった先生と、まともに視線がかち合う。案ずるような色がそこにはあった。
「彼女は女性だ。四六時中そばにいるのに相応しい相手など、組織にいるのか」
ああ、と胸の奥がじんと痺れる。私を心配してくれているのだ。
ヴェルナーさんはにんまりと笑う。その時の先生とヴェルナーさんは(例えが良いか分からないけれど)、糾弾された犯人と名探偵のように見えたから、少し可笑しくなる。証拠はあるのか、と反論され、待ってましたとばかりに口上を述べる名探偵、ドラマなんかでよく見るあの構図だ。
「心配御無用。まさにその相手から、飛行機から降りてここに車で向かってるって連絡を電話で受けたんだ。んで、何を隠そうその人ってのが――」
滔々と流れる勿体ぶった口調。そこに、三回の硬質なノックの音が割り込んだ。
ヴェルナーさんはひゅうっと口笛を吹く。
「ちょうどご到着のようだ。……どうぞ!」
それは私が言うことだろう、と勝手に入室の許可を出された先生がぼやく。
私は急いで椅子から降りて、扉が見えるところまで移動する。わずかに体が緊張していた。襲われた日の、ヴェルナーさんの揺るぎない冷徹な目を思い出す。彼は大量の出血を見てもまったく動じないばかりか、手当てや事後処理にも慣れた人であり、これから入って来る人はそのお仲間なのだ。
するすると扉が開かれる。自分が生唾を飲むこむ音がする。失礼します、と凛とした訛りのない日本語が聞こえる。
現れた人を見て、はっと息を飲んだ。
一五五センチの自分より明らかに十センチ以上背が高い、眩い金髪を左肩の上でひとつにくくったパンツスーツ姿の女性が、颯爽と病室に入ってくる。目鼻立ちのくっきりした妙齢の欧米人で、金髪と驚くほど青い目、白い肌がダークグレーの三つ揃いによく映えている。可愛いより美しい、美しいより格好いいという形容詞が断然似合う。胸元のクロスタイが凛々しさに拍車をかけていた。
思わず見とれていると、出し抜けにヴェルナーさんが大きな声を出すものだから、びっくりしてしまう。
「ロッティちゃん! 会いたかったよ」
両腕を大きく広げながら、彼は脇目もふらず女性に歩み寄り、熱烈なハグをする。女性はというとなされるがまま、その熱い抱擁と頬を擦り合わせるキスを受けている。でもその顔はなんとなく白けて見えた。
「久しぶりだね。君に会えないあいだ、俺がどんなに胸を焦がしていたか知りたいかい?」
「聞きたくもないわ」
「そう? ああ、君の声を直接聞けるなんて最高だよ。いつ会っても素晴らしく美しい君――」
「あのねヴェルナー、今はそういうの必要ないでしょう、私は仕事で来たのよ。元気そうで何よりだけど、離れてくれる?」
にべもなく言われ、残念、と呟きつつ体を離すヴェルナーさんは、それでもどこか楽しげだ。
ついに女性が私の目の前に立つ。そして、ヴェルナーさんに向ける冷淡な眼差しとは正反対の、花も羨むような眩しい笑みを浮かべる。
「あなたがレイ・ミズキかしら?」
「は、はい、そうです……。あの、ヴェルナーさんからお話は聞いています」
私がぺこりと頭を下げたのと、面目ない、という声が横から差し挟まれたのが同時だった。桐原先生の声だ。
三人して一斉に彼の方を見る。先生は眉尻を下げながらも凛々しい表情をしていた。その視線は金髪の女性に注がれている。
「私が不甲斐ないばかりに、はるばる日本まで来てもらう形になってしまって申し訳ない。初対面なのにこんな格好で失礼する」
「あらミスター、初対面じゃないわ」
桐原先生に向き直った女性は面白そうにふふっと笑った。
「八年前、支援部隊にいたシャーロット・エディントンよ。もう忘れてしまわれたかしら」
シャーロットと名乗った女性が悪戯っぽく微笑すると、先生の顔色がみるみる驚きに染まっていく。目を丸くした彼の顔からは、不思議と幼さが感じられた。まるで、今ここにいながら何年も時が巻き戻ったかのように。
先生の口調は、畏まったものからやや砕けたものへと一瞬で変化していた。
「あ、ああ……! あの……! 雰囲気が違っていたから分からなかったな」
「それはお互い様でしょう、あなたもだいぶ変わっているわよ。以前はもっと尖っていたけど、少し丸くなった気がするわ」
「ううむ……それは確かにそうかもしれんな……」
「あなたが生きていて良かった」
「……ありがとう。しかし……君はもしかして、今は執行部にいるのか」
「ええ。部署替えをして執行部唯一の女性エージェントになった物好きよ」
先生は渋い顔で腕を組み、シャーロットさんは意味深な笑みを浮かべながら肩を竦める。二人は知り合いだったのだ。会うなりの親しげな会話に、心の奥底がちりちりと焦げ付くようだった。
シャーロットさんは、私が知らない桐原先生を知っている。
心の底で
そんな心境を見透かしたように、黙って様子を眺めていたヴェルナーさんが、ぽんと私の肩を叩いた。斜め後ろを見上げると、大丈夫、というようにゆったりとした頷きが降ってくる。私もそれに浅く首肯して応えた。そうだ、私は今の桐原先生が好き。今の彼は積み重ねてきた過去の上に立っているのだから、その足元の過去を知ろうが知るまいが、私が彼を好きなことにきっと変わりはない。
それに、好きと言って気持ちを受け入れてもらえたのだ。もう少し自信を持とう。
気持ちを改めていると、再びシャーロットさんの視線がこちらに向けられた。
「挨拶が途中でごめんなさい。シャーロット・エディントン、身分は明かせないの。ごめんなさいね。これからあなたの護衛に就くわ。よろしくね」
「は、はい……! よろしくお願いします」
「あなたは普段どおりに過ごしてくれて大丈夫よ。周りの人には知られないようにするから、私のことは気にしなくていいわ」
「ええと、私の家で一緒に生活するっていう話でしたよね。今日からですか?」
「そうよ。何日か後からの方がいい?」
「いえ、大丈夫です」
「良かった。それじゃあ、ここでの用事が済んだら行きましょうか」
「あ、用事なら、済み――」
ちらりと桐原先生を見やる。用事は済んだことにしていいのだろうか。彼は真っ直ぐ私のことを見ており、その目の光の強さにどきりとする。
本当は、今日のところはとりあえず先生と話せればいいなくらいに思っていた。だから、用事は達したことになるのだろう。結果的には良かったけれど、そもそもあんな大それた行為をしに来たのではなかったのだ。
怪我がまだ治っていない彼のところに、あまり長々といるのも良くないように思える。今日はこれくらいで切り上げるのが適切かもしれない。
用事は済みました、と申告したら、シャーロットさんはまたにこりとほほえんでくれた。
シャーロットさんがまず病室を辞し、ヴェルナーさんはじゃあまた来るぜと手をひらひらさせながら背中を見せる。私もまた来ますね、とベッドに近づいて声をかけると、出し抜けに桐原先生の大きな掌が私の腕を取り、指先を包み込んだ。
突然のことに硬直していると、どこまでも真摯な眼差しをした彼に見上げられる。
「すみません」
「え……?」
「何も力になれなくて
「そんな……」
熱のこもった視線にどぎまぎしてしまう。好きな人に"傍に着いていられたら"なんて言われて、この私が平常心でいられるわけがない。
オーバーヒート寸前の頭で、なんとか常識ある返答を探す。
「どうか謝らないで下さい。私はほんとに、先生が無事に過ごしてるだけで嬉しいと思ってます! なので何も気にしないで下さい。今はまず体を治すのを第一に考えましょう!」
「……そうですね。ありがとうございます」
「いえ、そんな」
「水城先生。あなたがいてくれて良かった」
「……っ」
好きな人が表情を緩めてそんなことを言うものだから、私の胸はいっぱいになってしまう。
(続く)
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