マグカップリン

作者 月ノ瀬 静流

71

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★★★ Excellent!!!

主要メンバーは恋する理系女子と、その弟の二人。
二人の掛け合いが、ただのプリン作りには思えなくて、まるでギャグのようにテンポよく物語が進み、気付けばあっという間に読み終えてしまいます。

言ってしまえば、姉弟でプリン作りに奮闘しているだけ。だけど、時おり入るお姉さんの様子に関する描写から、きっと彼氏の事が大好きでしょうがないんだろうな、って思えるような表現が散りばめられていて、恋愛物語として少しキュンとするところもあります。

そして、ラスト。
弟君から勇者の称号を得た、彼氏のプリンに対する感想。
彼氏さんは、それがプリンだと分かって、そんな感想を言ったのでしょうか?
器が大きい彼氏なのか、それともとんでもない天然なのかも……。

物語には直接登場してこないものの、何となく存在感大きなって勝手に思いました。
とても笑えて胸キュンもある。
そんな物語だと思いました。

★★★ Excellent!!!

とても小気味の良いリズムで綴られるストーリー。ラフな文章のなかにも作者さまの文才とセンスが光ります。
そしてなんと言ってもノンストレスで読み進められる最大の要因は、弟くん。あれ、おや、いやいやいや……などと読者のひっかかりポインツのことごとくを華麗なる的確ツッコミで解消してくれるのです。実に爽快。
そしてほんのりと挟み込まれる乙女心と姉弟愛。
わたくし個人的にとても好きな作品。オススメします!

★★★ Excellent!!!

ひたすら愛する者のためにプリンを作る理系女子のお話。

ウチの姪っ子を思い出しましたw
こうやって奮闘して、好きな人のために頑張ってるんだなと思うと応援したくなります。そして、相手にも「絶対美味いと言えよ!」と身内心が擡げてきます^^

美味しい未来が待っている世界に★★★――

★★★ Excellent!!!

こちらはサクッと読める短編です。
すごく読みやすいのですが、なかなかの密度の濃厚プリンです。それは巧みな表現だったり、印象に残るキャラクターだったり、と短い物語の中にしっかりとした印象を残してくれます。
読後感もなんとも爽やかで短編小説の魅力がギュっと詰まっている感じです。ここに出てくる姉と弟の物語、もっと読んでみてみたいと思いました。