プロローグその2 ―城の一室にて―
とある国の城にて。
蒼髪碧眼の美少女が、部屋で一人黙々と手紙を書いていた。
羽ペンを持つ手もまた美しく、手さばきは一流のピアニストを想起させる優雅さ。
そして滑らかに文字を綴り、頃合いを見て羽ペンをインク壺に戻す。
美少女が再び羽ペンを取る様子は無い。どうやら終わったようだ。
「うふふ……
美少女は静かに、優雅に、そして待ち焦がれるように……ほほ笑んでいた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます