活動時間帯

【朝】


私は典型的な朝型人間である。


朝、起きてからの数時間が一番、調子が良く感じるんだよね。


何をやっていても、そう。


更に、言えば意欲も朝が一番である。


食欲。


そして性欲も。


相手をする女性からしたら、迷惑な話かもしれないけど(苦笑)


尤も、今はもう、そんな物好きな方がいる訳もなく、私自身、加齢によって性欲自体もかなり衰えていたりはする。


だから、もう誰も迷惑はしていない。


ホッ(笑)


因みに、私は殆ど、寝ぼけるという事がない。


起きた瞬間から、お目めパッチリ。


頭もスッキリ。


体もバッチリ。


よく朝食に重たいものを避けようとする方がいるけど、私は全然、問題がない。


寧ろ、朝に一番、ガッツリと食べたいくらいである。


そして夕食はアッサリでいいし、もっと言えば無くてもいいくらい。


しかし家族は、そうじゃ無いんだよね。


だから、今は仕方なく、家族に合わせる形で一日一食、夕食を食べる様にしている。


一日一食なのは、食費の負担を減らす為。


そして太らない様にする為でもある。 


それでも、数ヶ月もすると、数㎏程は太っちゃうんだよねぇ。


だから時々、断食ダイエットもする。


話を元に戻そう。


時間帯の話。


私は朝が一番、調子が良い。


逆に調子が悪いのが昼間。


正午を過ぎた辺りから、明らかに調子が落ちてくる。


要するに、中々、集中が出来なくなってくるんだ。


昼食を食べようものなら、もう完全にアウト。


だから昼食は滅多に食べない。


よっぽど、お腹が空いて、堪えられない時だけ。


何故、なんだろう!?


本当に昼間はしんどいんだ。


これは若い頃から、ずっとそうで、はっきり言うと、私が社会不適合者である事の理由の一つにもなるだろう。


本来であれば、昼間にこそ、バリバリと働かなければならない。


しかし私はその時間帯に効率が落ちてしまう。


普通の会社勤めは、もう無理かなぁ。


かと言って、自由に時間を使える様な仕事をする才能も無い。


それで結局、社会から脱落しちゃった訳だけど、それは決して時間帯の問題ではないかな。


社会不適合者の理由の一つではあっても、それを言い訳には出来ないという事。


結局、学生時代に勉学を怠った事が、私にとっては致命的だった。


突出した才能の無い私にとっては、学歴こそが武器に出来る唯一のものだった様に思う。


その事に後から気付いた。


学歴を武器に、それなりのところに就職をする。


多分、出世は出来ないだろうけど、職場に守られながら、社会にしがみつくしか無かった様に思う。


上司にいびられながらも、職場にしがみつく以外に、社会の中に踏み止まる事は出来なかったのではなかろうか。


それが出来なかった事で、現状を招いた。


しかし後の祭りである。


今、こうしてネットをしていても、その事は本当に改めて思う。


運動に関しては学年一、いや校内で一番、能力が低かった。


中学高校の6年間は、ずっとそんな感じだったんだよね。


音楽も駄目、絵画も駄目、他の芸術的なものも全て駄目だった。


唯一、国語の成績だけは良かったんだけど、今、ネットで文章による創作をやってみていて、文学の才能も無い様な感じだもんな。


他の教科は時々、赤点を取る事はあったけど、進級に影響が出る程は悪い訳では無かった。


だから、ちゃんと勉学に勤しんでいれば、それなりの成績は修める事も出来たのかもしれない。


勿論、勉学に勤しんでも、大した成績は残せなかったのかもしれないが、一応、勉学に関しては、誰でも頑張れば、それなりのところまでは出来ると私は思っている。


そうであったとして、私の様な何の才能も無い人間の為に、学歴というものがあるのではなかろうか。


そんな風に思うのだ。


そして、その学歴を武器に安定した環境を手にする事が出来ないと、社会から脱落せざるを得なくなるのだろう。


それを今更ながらに痛感する日々。


とにかく何度も言うが、後の祭りなのだ。


だから、今はもう、ただただ、出来る事をやっていくしかない様に思う。


それで駄目なら、仕方がない。


全て、若い頃に勉学を怠った私の自業自得なのだ。


最後にもう一度、時間帯の話に戻ると、夜はまた元気になる(笑)


朝程ではないけれど、暗くなってくると調子が上がってくるんだ。


本当に現代の人間社会にミスマッチな人間だよね。


ただ、世の中には、そのミスマッチを活かして成功する者もいる訳だから、結局は私の力不足が全てだとは思う。


尤も私の場合は、そもそもの能力が低いから、活動時間帯が社会にマッチしたところで、大して違いはないのだろうけどね。


ネットでの活動をしていても、つくづく、そう思う。


今は自由に時間を使って活動をしているが、一日、頑張っても、3000文字くらいしか書けないもんなぁ。


周囲を見ていると、万を超える量をこなす方もいるくらいだから、如何に私が低スペックか思い知らされる。


結局、私は周囲と比較される様な部分では、誰にも勝ち目は無い。


自分のアイデアであったり、発想をお金に変換が出来ない限り、職に就く事は出来ないのだろう。


それを文章でやってみてはいるものの、現状、この体たらく。


もう絶望的だよね(苦笑)


ただ、絶望的ではあっても、生きている限りは諦める訳にはいかない。


書く事が出来る環境がある限りは書き続けるだけ。


とにかく、こんな朝型人間の私なんだけど、人生においては朝を迎える事すら出来そうもない。


こんなオチになっちゃいました(汗)

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る