もう一度あの笑顔を見るために ――光と風の黙示録 後日談――

　ネディナイルのあの出来事から６年が経った。さやかも舞も２０歳になり、それぞれの生活をしている。ある日、さやかは思い出の町へ再びやってきた。舞に会うために……。

　タイトルの通り、「光と風の黙示録」の後日談です。ＳＦのつもりが全然ＳＦじゃないですし、なぜかいじめ問題をクローズアップしています。ただし、舞ちゃんもまだまだ未熟ですので、論理は破綻していますが、あまり気にしないで下さい。あくまで「ノスタルジー」がテーマですので。

1995年5月20日完成　　初出：缶じうす1995年11月別冊　ＳＦ特集号（広島大学すくりぃべんてぇす）