慎重すべきポイントが結構ズレているのが面白い。

アニメ見る前から知っていましたが、「どうせまた『俺TUEEE』話だろ?」とバカにして見てませんでした。けど、惰性でアニメを見てみたら、コメディ作品だと知り、存分に楽しんで頂きました。
ありがとうございました。

けどね、ごめんね。貶す気は全くないのですし、長文にもなるが、本当に慎重な人がどんな時にどういう行動するのか、実は知らないのではないかと思って、一つだけ教えたいと思いました。あくまでアニメを見た範囲での物語で申し訳ないけど、寛大なお心で読んでください。

生まれながら慎重すぎる人って、自分の慎重さを嫌い、無謀な事をする人に嫌悪感と憧れの両方の感情を抱くのです。自ら危険を冒したいと思っても、結局最後の最後で思いとどまるものです。
他人からの言葉を疑って掛かるのではなくちゃんと信じる。しかし、半分だけ疑いも掛ける。常に頭の中に疑いを抱え、けれどそれに捕らわれず、裏切られた時に「是非もなし」という気持ちで怒る事もなく、凹む事もない。常に冷めているのです。
残念ながら、「ありえないくらいに慎重」は私から見れば、逆に慎重さが足りないと思うくらい無謀な事をかなり多くする。彼の慎重さは生まれ持ったものではない事をアニメの中もそう示唆された時、「あー、やはりね。」って思っちゃった。
無謀な奴が無謀な事をする、そんなのを想定できなかったのも慎重さが足りなかったから起こった出来事。本当に慎重な人なら、自分のステータスどころか、素顔すら隠すもの。みんなと同じレベルのステータスに偽装し、いち早く敵である魔王の情報を得る為の行動を得ようと、容易く魔王の幹部を倒したりしないのです。
自分しか信じられないから自分磨きに力入れる、それは分かります。けど、実際は違うのですよ。だって、慎重な人は他人ところか、自分の事すら信じないから。

実は、先生の作品内で、似たような言葉を私も自分の作品の中に書きましたが、パクリではないとここで予防線を張らせて頂ぎますね。
「疑わしいと思ったら、親をも疑え!」
自分の書いた作品の内容と似た部分を他の人も書いていたと知った時、意外と嬉しい気持ちになるものですね。
もし先生はそうではないのなら、ごめんなさい。パクるつもりはなかったのです、本当に偶然です。

最後、これは私の勝手な思いから生まれた言葉ですが、冷静な気持ちで最後の一分を読んでください。


私は作者のファンではありません、この作品のファンです。