経緯11:新宿の病院から転院。
引っ越ししてから丸3年が経ち、こちらでの生活もすっかり慣れてきました。
娘も小学生になり、学校では延長保育もないので、そろそろ転院を考え始めていました。
自宅から新宿の病院までは約2時間かかり、定期検診の日は娘を送り出したらすぐに出発し、約2時間かけて病院へ。検診がすべて終わるまで約2~3時間かかり、さらに2時間かけて帰宅。
そうするとほぼ一日、病院に費やすことになり、また検診時間や電車が止まったりすると、娘の帰宅時間までに帰れなくなるかも……と思い、色々と考えた結果、転院することに決めました。
転院を考えている旨を、まずは循環器内科の主治医にし、そこからICD内科の主治医にも伝えてもらえたようでした。
ふたりの主治医は旦那君が最初に倒れた時からずっとお世話になっていて、自分たちが感じた日常生活での不安や気になること以外でも、「患者会やSNSで話題に上がっていたのですが……」と検診の際で聞くと、先生なりの見解を気さくに話してくれる方でした。
新しい転院先でも、この主治医とのような関係性を作れるといいなと思い、7年ちょっとお世話になった、新宿の大学病院を後にしました。
新宿の病院で最後の検診を受けたのが12月下旬でした。
年が明け、旦那君の年始の休みが残っていたので、1月上旬すぐに転院先の病院へ診察を受けに行きました。
予約などはしていなかったので、紹介状を持参し、直接病院へ。
年始だったためか、診察までに約3時間近く掛かりました(苦笑)
待ち疲れましたが、無事に検診も終わり、改めて検査をしたり、これからの定期健診日程等も決まったりと、結果オーライな感じでした。
転院先の大学病院は自宅から車で約20分の場所にあり、これなら検診に時間がかかったとしても、娘の帰宅時間には戻ることができるので、色々な面で楽になりました。
こちらの病院では、循環器内科の検診の時にICDのチェックもあり、今まで分かれていたものが1回の検診で済むのもありがたかったです。
(なお患者会などで聞くと、こちらのタイプの検診形式の方が多いみたいです)
一通りざっくりと検査を受け、無事に転院が終わりました。
次の検診は2月下旬になり、その前に別の専門の病院で、24時間ホルター心電図を取ることになりました。そちらの病院には高解析のホルター心電図があるそうで、以降は24時間ホルター心電図を撮る際は、その病院で検査をするようになりました。
転院の日は、冬休み中だったこともあり、ちょっと不安もありましたが、娘も一緒に連れて行きました。
長い待ち時間の間も、本を読んだりゲームをしたり、ぐずることもなく時間を潰していました。
一緒に診察室にも入ったのですが、私達が医師と話をしている間も、大人しく椅子に座って待っていて、娘も大きくなったなぁと改めて思いました。
2月の検診では、事前に撮った高解析ホルター心電図の結果を参考にしつつのチェックでした。
またICDチェックでは、旦那君の植え込んでいるICDメーカー以外の検査機械もあり、初めて他のメーカーのものを見ました。
当たり前と言えばそうなのですが、メーカーに寄って見た目も違いがありました。
高解析ホルター心電図検査の結果、旦那君の心臓は不整脈が出やすいタイプらしいそうでした。
命に関わるような、危険な不整脈のタイプではないらしく、また今回の検査だと、午前中に心電図の乱れが出てたみたいな感じのようです。
現状ではそれほど心配しなくても大丈夫ではとのことで、症状も安定していることもあり、次回の検診は期間を少しおいて6月に行いました。
6月の検診では特に問題もなかったので、4か月後の10月に次の検診が入りました。
またその間に、2月に行った24時間の高解析ホルター心電図を再度実施しました。
ICDチェックの結果では、不整脈が結構出ていたみたいです。自覚症状は無かったので、ちょっと驚きました。どれも自然に元に戻っていたようでした。
そして高解析のホルター心電図の結果では、上室性の不整脈の気配が見え隠れしている様子がありました。念のために、来年2月下旬に、24時間ホルター心電図を取るように指示がありました。
これ以降、比較的毎回のICDチェックで不整脈が記録されることが増え、何となくブルガダ症候群が本気出してきたのか、それか今まで隠れていた不整脈が表に出てきたのか、どちらにせと気を付けないとと感じていました。
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