娘、幼稚園に入園する。
娘も4才になり、近所の3年保育の幼稚園に入園が決まりました。
前年の秋から幼稚園探しをし、いくつか調べていたのですが、近場で条件にぴったり(給食をしている・延長保育あり)の園があり、見学してみたところ、娘にも合いそうだったので、そこに即決しました。
2才の時になった川崎病も、定期的な診察は1か月後から3か月後になり、半年後、そして入園する年には1年後の定期検診でOKになりました。
旦那君の病気のこともあり、娘への遺伝が気にかかっていました。
ブルガダ症候群は、心電図の波形で特徴的なもの(coved型とsaddle-back型)が出るので、娘にもし遺伝していたとしたら、心電図にその所見がでるのではないかなと思っていました。
川崎病の定期検診では心電図や心エコー検査も行っていたので、色んな可能性を考える上では、ありがたいと感じていました。また見つかっていた弁逆流も、問題ない状態だったので、運動制限などもありませんでした。
この時期は、旦那君と娘、それぞれの定期検診があったので、忘れたり重なったりしないように気をつけていました。
どちらも心臓に関係するものだったので、気になることは何でも聞いて、調べて、SNSの日記に記録用にと書いたりしていました。
書いていると、頭の中も整理されるし、自分的に冷静に状況を確認することができたので良かったなと思います。また同じような状況の方からコメントをもらったりして、交流できたのもありがたかったです。
娘の入園を機に、自分も最寄駅から数駅先のパソコン教室でインストラクターを始めました。週3~4日の出勤で、午前10時~午後4時まで。娘の幼稚園が9時~3時だったので、園の延長保育を利用していました。
延長保育では、ダンスクラブやお絵かきクラブなどもやっていて、多少費用は掛かりましたが、娘が楽しそうに過ごしているので良かったです。
ちょっと前まで赤ちゃん赤ちゃんしていた娘でしたが、小さな鞄を肩から掛けて歩く姿に、喜びと少しの寂しさ、それから時間の経つ速さを感じました。
幼稚園に入ると、それまでゆっくりだった子どもとの時間が今度は逆に早くなったように感じました。幼稚園で色んなことを経験し、学び、出来ることが増えてくる。あどけない赤ちゃんだった娘が、自分の足で歩き、走り、ダンスでは振付をしっかり覚えて踊り、ピアニカの演奏では先生特製の楽譜を読みながら弾く。
音楽発表会やクラブの発表会、それに運動会。
子どもたち同士で、一生懸命練習したんだなぁと思うと、自然に目頭が熱くなりました。
ここの幼稚園は、マイホーム購入に伴う引っ越しをするまでの一年間通いました。
引っ越しのことは、家の購入が完全に決まるまでは先生にも話していなかったのですが、ある日のお迎え時に、
「あの……引っ越しされるんですか?」
と担任の先生に言われ、何で知ってるんだろう!? ……と思ったら、まさかの娘からのタレこみでした(笑)
娘が先生に「今度お引越しするの~」と話したらしく、ちょうど良い機会だったので経緯を話し、年度末に退園しました。
まったくと言っていいほど、私にはママ友さんが居なかったのですが、幼稚園のクラスのみんなが、他にも退園される子達と一緒にお別れ会をしてくれました。
娘が幼稚園のみんなと仲良く過ごせていたんだなぁと、しみじみと感じることができ、ここに通えて良かったなと思いました。
あと、自分は娘と仲良しの子のお母さんの顔を、全然覚えられなかったのですが、他のお母さんからは『娘ちゃんママ』と呼ばれて、みんなちゃんと覚えていて、凄いなぁと思っていました。
このお別れ会でその話をしたら、『だって娘ちゃんとそっくりなんだもん!』と笑顔で言われ、逆に驚きました。相当似ているようでした、私と娘……(笑)
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