娘の入院生活01。(当時の日記より抜粋)

娘が入院している病院までは、自宅から自転車で15~20分くらいでした。

自転車に娘のお気に入りの絵本数冊とクマの絵の入った大きなタオルケットを鞄に詰めて、初日の面会に向かいました。


面会時間は、平日は15時~19時、土日祝は10時~19時でした。

病院に着いたのは、15時半近くで、ちょうどおやつの時間でした。看護士さんにアンパンマンの本を読んで貰いながら、おやつのポテチを食べていました。

私が来たのが分かると、やっぱり嬉しいのか、はにかみながら状況説明してくれました。


入院当日は、熱は37.7度位でしたが、翌日はほぼ平熱に下がったようでした。(昼頃に、37度ちょっと出たそうでしたが、面会中に計った時は36度5分くらいでした)

もともと食の細い娘ですが、いつもより食欲は少なく、あまり食べていないそうでした。でもおやつはしっかり完食でした(苦笑)。

その代わり、おっぱい魔人に逆戻りしてしまいました……(^^;)

当時、卒乳をはじめたばかりで、回数を減らしていた最中でした。

来たばっかりの時はそんな素振りも見せませんでしたが、しばらくすると「おっぱい、痛くない?」とお伺いを立ててきました。私も、胸が結構パンパンに張っていたので、むしろ助かりました(笑)

家系的に母乳が良く出る体質なので、この日も朝にひと搾りしていましたが、自分で搾ると痛いんですよね……娘に飲んでもらうと非常に楽でした。


あとは、面会時間ギリギリまで、絵本を読んだりしてひたすらスキンシップをしていました。

途中、私と旦那君、両家の祖父母もお見舞いに来てくれて、ありがたかったです。


ただ、うちの母が陰でこっそり泣くのは困りものでしたね。

気持ちは分かるのですが、こっちも耐えてるんだからやめれと……(苦笑)



入院中の娘ですが、医師から「非常に協力的でした」と言われ、治療や診察を受けている様子が目に浮かびました。

娘はもともと病院などが平気で、痛みに対する耐性も強いほうでした。注射も平気でしたし、歯医者での治療も、一度大泣きしましたが、次の診察にも鼻歌交じりで行くような娘でしたので……。

この時も、手の甲に点滴の管が刺さっていたのですが、嫌がるわけでもなく、普通にしていました。レントゲンや心電図を撮るのもスムーズだったようです。



娘が家に居ないと、なんだか静かでした。

娘がお嫁に行った後って、こんな感じなのかなぁと、旦那君としんみりしてしまいました。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る