経緯05:2005年4月下旬。二度目の入院
旦那君のICDを植え込んだ左下の箇所に、数ヶ月前から内出血っぽい感じの小さな痣が、出たり消えたりしてました。
それが3月位から消えなくなり、そして数日前からでしょうか。
触るとその箇所の脂肪が、内出血のない場所と比べて確実に薄くなっているのが、判るようになっていました。
……なんだかこれ、やばいんじゃないか?
そんな気持ちに駆られ、予約外の外来で病院に行きました。
4月の始めの週に、内科の方(ブルガダ症候群の方)の定期外来があったのですが、その時にも主治医の先生が、内出血が気になったようで、消毒薬などを出してはもらってたのですが、結果的に治りませんでした。
ちなみにその時には、触っても脂肪は付いていたのですが、2週間くらいで脂肪が消えていったように思います。
この日は、内科ではなく、ICDの方の先生に診てもらいました。
旦那君の場合、ブルガダ症候群の定期外来と、ICDの定期外来の2つが3~4ヶ月周期でありました。そのため担当の先生も、ブルガダ症候群を診る循環器内科の主治医ととICDに関する主治医が別々でした。
ひと目見て、これは芳しくない状況だと思ったらしく、とんとん拍子で手術が決まりました。
診断としては、ICDの角が内側の皮膚を擦ってしまい、その為に内出血になっているとの事でした。
この状態では、いずれ酷くなるので、ICDを今の位置より少し内側(身体の内部に、という内側ではないです)にずらしましょうということになりました。
手術日は5月13日か20日めのどちらかにとのことで、娘の1歳の誕生日が五月上旬だったこともあり、20日にしてもらいました。
18日に入院し、20日に手術、そして週明けに様子を見て退院というスケジュールで、一週間くらいの入院になるとの事でした。
手術の日取りなどが決まり、とりあえずひと安心かな? と思っていました。
【2005年4月下旬~5月中旬】
入院日まで約3週間ありました。
3月下旬に引っ越しをした関係で、4月は慌しい生活でした。
5月初めにはそれも落ち着き、GWには家族で江ノ島に出掛けたりしてました。
日常生活では、ICDにあまり(物理的な)負荷を与えないように、寝る時にはガーゼで保護をしたりと、気がつく範囲で気をつけていました。
ところが、今まで比較的ゆっくりと進行していた内出血が、4月下旬に行った検診以降、想定外のスピードで酷くなっていきました。
入院日の一週間前くらいには、素人目にも「なんか危険だ」と思う程、内出血は酷くなっていました。
以前は脂肪が無くなってるなという感じだけだったのが、少し膨らみ、なんかフニフニとなってしまっていました。
入院前日には、少し膿んでいるような感じだった気がします。
本当、気が気じゃなかったです。
【入院当日】
入院のための様々な諸手続きがあったので、私の両親が、娘の子守を兼ねて着いて来てくれました。
入院の諸手続きや検査などを済まし、この日は終わりました。
帰宅して、「今日から一週間、ちょっと寂しいなぁ」と思いました。
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