経緯04:退院後。

退院祝いで、高校や専門学校時代の友人が自宅に集まってくれたりしました。

久しぶりに、ほんの少しだけ日本酒を呑んだり、美味しい魚を食べたり、楽しくて嬉しかったです。


退院後一週間は、旦那君も基本的には家で過ごし、夕方とかにリハビリがてら、お散歩や夕食の買出しに行く日々でした。

専門学校卒業以来の、夏休みの気分でした。

ゲームをしたり、寝て曜日だったり、ちょっと遠出したりとか。



退院後暫くは、ICDを入れた方の腕をあまり動かせず、結構大変でした。

特に大変だったのが、娘の抱っこでした。

2週間位は、まず私がお風呂に入り、全身洗って出てきて、半濡れ状態で娘の服を脱がして再度入浴、そして一緒に出てきてまず娘を着替えさせて、おっぱいあげて、腰が冷えて腰痛になって……といった感じでした。



日常生活で困ったことは、私達は特に感じませんでした。

例えは携帯電話。これは、ICDから22cm以上離せば特に問題なく使えます。

一番気にしたのは、娘の動きでしたね。

ICDに物理的な衝撃がいかないように、抱っこの際に娘の一挙手一動に注意を払ったり、寝相の悪い旦那君を、夜見守ったりとかをしてたくらいです。


あと、精神面での変化ですが……。

幸い旦那君は、『細かいことは気にしない。どうにもならないことも気にしない』といった性格なので、すごーく落ち込んだりとかはしませんでした。

でも、心の深い部分はどうかは、私にはやはり解りませんので、極力話し合いをするようにしました。

今後のこととか、娘のこととか。

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