学生で小説初心者の私がカクヨムで小説を書き始めた訳

白猫真宵

第1話小説との出会い。

私が小説と出会ったのは小学一年生の夏休み。まだ絵本しか読んでなかった時でした。本を読むことが大好きで、毎日のように図書館に行って、絵本を借りてあんな風になりたい!このお姫様になりたい!とずっと、考えていました。そんなある日、いつもの様に私は図書館に行って絵本を探していました。すると、図書館司書のお姉さんが

「真宵ちゃん(実名ではありません)はこんな本も、読めると思うなぁ。」

と一冊の本を私の小さな手の上に置きました。

「うわぁ漢字いっぱい!嫌!」

と私ははじめそう言いました。でもそのお姉さんは

「大丈夫だよ。ほら読み仮名が付いているでしょう?」

と私に笑いかけてくれました。渋々、私はその本を借りて家へ帰りました。最初は嫌で読む気にもなれなくてずっと絵本を読んでいました。けれど母が

「真宵。借りてきたんだから読んでみて!」

と私にその本を渡しました。私はまた渋々読み始めました。その本は女の子の、恋の物語。最初は嫌だった本もいつの間にか絵本と同じように楽しんで読んでいました。

「ほら、面白かったでしょ?」

母は私にそう笑いかけて

「また借りに行こう!絵本じゃない漢字ばっかりの難しい本!!」

と言いました。その言葉に私は

「うんっ!!!!」

と図書館へ走って行きました。

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学生で小説初心者の私がカクヨムで小説を書き始めた訳 白猫真宵 @Mayoisironeko0509

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