オンオフの切り替えは? 049
49 みかきもり 衛士のたく火の 夜はもえ 昼は消えつつ 物をこそ思へ
みかきもり
【カテゴリ】男子恋
【タグ】男性 貴族 平安中期 詞花集 恋
【超訳】アガッてはオチるよね~。
キミに逢える夜は燃え上がっちゃうけど、逢えない昼は気分が落ちるよね~。もうさ、宮中のかがり火みたいなもんだよ。
【詠み人】
三十六歌仙のひとり。
【決まり字】みかき(3)
【雑感】何度か書いているのですが、この頃のデートは夜に女性のところに出かけて、夜明けには帰るパターン。昼間は恋人に会えないのです。宮中で焚かれるかがり火に例えて、僕も夜は燃えて、昼は消えちゃってるよ、と詠っています。暗い夜に燃え上がる赤い炎と明るい昼間の火が消えて白くなった松明。
……、あのさあ、仕事してる? 仕事も頑張ってる? そこまで想ってもらえて女子としては嬉しいけれど、仕事もデキる男子がいいなぁ。オンオフの切り替えが上手にできる人って憧れます。男性も女性も。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます