リフレーミング
さらに続けて、カラオケスナックの例を見ていきます。
リフレーミングを行った結果も書いた日記は次のようになります。
第6段階 コアビリーフ(「~べき」思考)を別のものに取り替えてみる
例:昨日の10時ごろ、スナック「おしゃれ猫」で、自分がデンモクで入れたAKBの「会いたかった」という歌を、酔山酔太郎さんが、勝手に歌い出した。
それに対して、私は、イライラしていた。
…(中略)…
自分がイライラしたのは、「カラオケは曲を入れた人が歌うべきである」という思考があったからであろう。
それから、「自分が一人で歌い、自分一人だけがみんなの拍手を浴びたい」という期待もあった。
別にそんな狭い考えではなく、「他の人と一緒に歌ってもいいじゃないか」と思っていたら、イライラしなかったはずだ。自分が入れた歌を別の人が歌い出しても、「そういう場合もあるさ」と思って平気で一緒に歌えば、それの方が楽しいかもしれない。
そのくらいのことでイライラしていては、福の神が来ない。
自分一人で歌うのもいいが、人と一緒に歌うのも楽しい。今度から、この考え方を採用しよう。
こんなふうになります。
あまり大した例ではありませんでした。別にわざわざデジタルで書いて分析するほどのことでもなかったかもしれませんが、小さなことからでも、怒る必要がないところでは怒らないで済むように、柔軟な考えを持つようにすることが大切だと思います。
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