「人生、楽ありゃ、苦もあるさ」と考える

  少し前に終わってしまった『水戸黄門』というテレビの長寿番組の主題歌に、表題の言葉が出てきます。

 私は、あの歌が好きでした。今から約40以上前に小学校の卒業するとき、先生があの歌を歌ってくれたのを今でも覚えています。

 あの歌にもあるように、実際、いいことも悪いことも永遠に続くことはありえません。

 ですから、いいことがあっても喜びすぎず、悪いことがあっても極端に落ち込まない。なんでもかんでもうまくいくのは、それはそれでいいことだし、そのために日々努力しているわけだけど、うまくいかない時に試行錯誤しながらいろいろとやってみるのも勉強になり、味があって楽しいことではないか。

 という考え方が大切です。

 麻雀で役満を上がるとかゴルフでホールインワンを出すなど極端にツキに恵まれたら、周りの人たちにプレゼントを配ったり、みんなで食べに行ったときにおごったりする人がいます。まあ、喜んでなにげなくやっているだけという人もいるかもしれませんが、幸運をみんなで分けることで、次に不運がくるのを防ごうとしている場合も多いと思います。

 逆にイライラすることがあったら、いつまでもひきずったり、イライラを周りに伝染させないことが大切です。なるべく、何か楽しくなるようなことをやって、気分転換を心がけましょう。

 それと、帰りの電車とか夜寝る前に「今日はこんなイライラすることがあったから、明日はきっと楽しいことが起こるだろう」と考えるとイライラを引きずりにくくなります。

 「人生、楽ありゃ、苦もあるさ」

 単純な歌詞ですが、バカにできません。なかなかいいことを言っています。

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