　これは、定時制の生徒などがアルバイト先の正社員のことを「まったく理不尽なことばかり言ってむかつくヤツだ」なんて言っている時に、高校の教員が生徒にアドバイスする場合の定番の考え方です。が、もちろん高校生以外でも役に立ちます。

　アルバイトと正社員では、アルバイトの方が明らかに立場が下なので、基本的には我慢するか、別のバイトに変わるしかありません。

　まあ、どうしても合わなければバイトを変わってもいいのですが、「むかつく人といかにうまくやっていくか」というのは大切な能力なので、若いうちから勉強しておくのはとても大切なことです。

　「後で振り返ってみるといい経験だったと思うかもしれない」という、未来から振り返ってみるような視点も有効です。また、アルバイトなどのお金がもらえる場合は、「我慢するということの給料の中に含まれている」という考え方もできます

　それと、この場合も記録しておくことは有力なやり方です。

　「こんなことを言われて、仕方ないから我慢した。考えてみると、大したことではない」等、何かに適当に書いておくと、後で見直すことができて便利です。

　机の上でやる勉強と同じように、「時々復習することが大事」です。

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