実銃射撃経験とか
最近は、割と簡単に海外へ行って実銃を撃てるようになりましたね。
そのせいか、銃に興味のない人も、とりあえず撃ってみよう的なノリで撃ってくることもしばしば。
射撃場によりますが、各国の有名な銃を撃たせてもらえるところもあり、割とこの手の趣味を持った人は1度は実銃を撃ったことがある、という方も多いのではないでしょうか。
とまあ、ここで本題に入らせてもらいます。
たまーにですが、銃の会話をしていると、実銃撃ったことある人は撃ったことない人より偉いと言いますか、そういう流れになるのを見ます。
まあ確かに、撃ったことがあるか無いかでは、ある方のほうが色々実銃の感覚が多少は理解できているはずですし、そういう情報を得たという意味では上かもしれません。
ですが、だからと言って、この銃はこうだとか、まるでもう実銃の事をすべて理解しているように言うのは、どうでしょうか。
射撃場で触れられる銃は限られていますし、インストラクターが常に見ている場所が殆どだと思います。
また、射撃場によっては減装弾を使用していたり、多くは民間用の銃でフルオート射撃可能な銃を触る機会はそれほど無いでしょう。射撃時にしても、沢山ある射撃法を素人に全てやらせてくれる射撃場、というのはあまりないかと思われます。危険なものもありますし、そういうのはインストラクターに止められるでしょうしね。
ただ撃つだけでも、これだけの制限がかかっているものです。
日常的に銃を触ったりする兵隊の意見ならまだわかりますが、ちょっと数時間程度銃を撃っただけの人の言葉は、そこまで信頼性の高いものとは言い難いでしょう。
実銃を扱ったというアドバンテージは確かに大きいです。ですが、それだけでは決して、撃ったことのない人と大きな知識の差をつけるものでもない、というのをご理解していただければと。
最近はインターネットのおかげで、動画や海外サイトなどからたくさんの情報を得ることが可能です。その中には前述した兵隊のような方の意見も見る事が出来ますね。
そういった情報も含めれば、実射体験で得るものは少なくはないですが、決して多いというものでもないのです。
とまあ、これはあくまで私個人の考えなので皆さんそれぞれで捉え方も違うでしょうし、あくまでどっかのミリオタの戯言程度にとどめておいてください。
また、今回は実射体験をされた方に不快な思いをさせるような内容になってしまった事を深くお詫びいたします。
ですが、私は決して、実射体験をするのが駄目ということを言いたいわけではなく、そこで得た知識で誰かを否定するような行為をするのがよろしくないと思っただけなのです。
むしろ銃が好きなら、実銃を撃つのを1度はやってみてほしいです。きっと楽しいですよ。
まああれです、みんな楽しく話しましょう。趣味の事なら尚更、ですね。
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