銃の紹介(機関銃編)

 今回は機関銃の紹介です。

 軽機関銃、重機関銃共にこちらで紹介させていただきます。

 ※ほとんどの物がベルト給弾式の為、装弾数の表記は省かせてもらいます。

 


『M60』


 使用弾薬:7.62mm×51


 アメリカ軍が採用した軽機関銃です。

 ベトナム戦争の頃に投入されたのですが、大きくて重いせいで、ピッグ (豚)と呼ばれてしまったようです。

 ですが、重いおかげで反動は抑えられ、大口径の弾を使うのでしっかりと活躍はできていました。

 現在でも、車載用のモデルが各国の軍で使われていたり、まだまだ現役で頑張っている姿を見ることが出来ますね。


 また、他の機関銃よりも若干発射速度が遅く、このおかげで指切りで簡単に連射の感覚をコントロールでき、銃身への負担も減ります。

 発射速度が速ければ速いほど反動で銃が暴れ照準の調整も難しくなり、部品の損耗も激しくなるので、一概に発射速度が速い銃が強いというわけではありません。

 


『M249』


 使用弾薬:5.5mm×45


 FN社の軽機関銃です。

 ミニミ、と呼ばれることの方が多いでしょうか。

 ベルト給弾のほかに、M16系の弾倉を装着することが可能です。


 ストックを伸縮式にした空挺部隊仕様や、レールを追加したものなど複数のモデルがあります。

 割と高い頻度で映画などに出ている気がしますね。



『RPK』


 使用弾薬:7.6mm×39


 簡単に言ってしまえば、軽機関銃にしたAK47といった感じの銃でしょうか。ベースはAKMの方らしいですが。

 弾倉はAKと同じ箱型の物のものを使用し、銃身を伸ばしストックを大型化させたものです。

 弾倉は、AKの30連弾倉を直接つける事も出来ますが、40連の少し長めの弾倉もRPK用に用意されてます。形が同じなので、AK47にRPKの弾倉をつけることもできますよ。


 また、AK74をベースに、使用する弾薬をAK74と同じ5.45mm×39弾にしたRPK74というモデルもあります。


 

『MG42』


 使用弾薬:7.92mm×57


 高い耐久性と発射速度を持つドイツの軽機関銃です。

 第二次大戦中にドイツ軍に採用されていました。

 飛び抜けて他の銃よりも高い発射速度のせいで、独特な発射音となり、「ヒトラーの電動ノコギリ」という名で呼ばれることもあったそうです。


 また、薬莢の排出はP90の様に銃の下から行い、ベルトリンクのみが横に飛ぶようです。絵で描くときなどは注意した方がいいかもしれませんね。


『M2』


 使用弾薬:12.7mm×99


 1933年からアメリカ軍に採用されて以来、今も使われ続けている重機関銃です。


 戦車や装甲車だけでなく、航空機の機銃としても使われているなど広い範囲での活用がされています。

 こういったものはとにかく撃ちまくるのが主な仕事ですが、これは大口径ということもあり、スコープをつけて超長距離の狙撃に使用した例もあります。


 


 これで銃の紹介は終わりにしたいと思います。

 次回からは、また何かしらの解説になると思いますので、その時はまたよろしくお願いいたします。

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