銃の紹介(狙撃銃編)

 今回はスナイパーライフルの紹介です。

 マークスマンライフル、対物ライフルもこちらで合わせて紹介します。



『M700』


 装弾数:5

 使用弾薬:7.62mm×51


 レミントン社のボルトアクションライフルです。

 そこそこ古い銃ですが、性能も悪くないため今でもよく使われています。

 単発式のもの、固定式弾倉のもの、着脱式弾倉のものがあります。


 また、自衛隊や米海兵隊でも、これを改良したものを使用しています。

 民間用でも割といろんな種類があるみたいですね。



『SVD』


 装弾数:10+1

 使用弾薬:7.62mm×54R


 ソビエト連邦が開発したオートマチック式の狙撃銃です。

 ドラグノフという名前で呼ばれる方が多いですかね。

 

 銃剣を装着可能で、特徴的な形のストックを持っています。

 ゲームなどではスナイパーライフルとして扱われることもありますが、射程距離や精度でちゃんとしたスナイパーライフルと張り合う程の性能はないので、マークスマンライフルですねこれは。



『L96A1』


 装弾数:10+1

 使用弾薬:7.62mm×51


 アキュラシー・インターナショナル社が開発し、イギリス軍が採用したボルトアクションライフルです。

 ポリマー製のサムホールストックに、着脱式弾倉を備えています。

 

 現在は、改良を加えたAW (アーティク・ウォーフェア)ライフルと呼ばれるものが開発され、イギリス軍もまたそれをL118A1として採用しています。

 また、AWはライフルは数種類バリエーションがあり、各国の軍や警察などで使われています。


 かなり精度がいいらしいですよ。

 AWライフルのバリエーションの1つが、約2.5㎞の狙撃に成功した事例もあります。



『WA2000』


 装弾数:6+1

 使用弾薬:7.62mm×51


 ワルサー社のオートマチック式狙撃銃です。

 ブルパップ式なので短く、高精度と性能はかなり優れています。


 ですが、非常に高価で、結局生産されたのは極小数。

 そして、現在は同じ精度でもっと安価な銃もあるので、そんなにいい銃というものでもありませんね。

 ただ、数が少ないので希少性はあります。



『PSG1』


 装弾数:5+1

 使用弾薬:7.62mm×51


 H&K社のオートマチック式狙撃銃です。

 多少重いですが、当時としてはオートマチックの狙撃銃とは思えない程の高精度を持った銃として、有名になりました。 

 ですが、現在はより安価で軽量、そして精度は同じかそれ以上の銃がH&K社で新たに開発され、ちょっと立場が危うくなってきてますねこの銃も。



『DSR1』


 装弾数:4+1

 使用弾薬:338ラプアマグナム


 AMPテクニカルサービス社が開発したボルトアクション式の狙撃銃です。

 マガジンが前後についているので分かりにくいですが、ブルパップ式です。前の方のマガジンは予備ですね。

 こちらもかなり精度が高いようです。



『SR25』


 装弾数:20+1

 使用弾薬:7.62mm×51


 ナイツ社製のオートマチック式狙撃銃ですね。

 どちらかといえばマークスマンライフルですが、その中では飛びぬけて精度がいい銃です。

 さすがに本当のスナイパーライフルには射程距離などで敵いはしませんが、高精度で連射できる分、近い距離ならこちらの方が優秀かもしれませんね。


 また、ハンドガード部分やレシーバー上部にもレールが付いていて、拡張性も高いです。

 AR15系とほとんど変わらない操作系なので、AR15系ライフルを触り慣れている人なら使いやすいというのも魅力でしょうか。


 米海兵隊がMk11という名前で採用し、現在はM110という発展型も開発されています。

 

 

『M82A1』


 装弾数:10+1

 使用弾薬:12.7mm×99


 バレット社の、オートマチック式対物ライフルです。

 バレット、というとこの銃を指す場合が多いですが、社名でもあるのでベレッタ同様注意です。A2、A3と種類もあるので、どれを言っているのか分からないですしね。


 さすがに今の戦車の装甲を撃ち抜いたりはできませんが、防弾のされていない一般車や装甲の薄い車両なら撃ち抜けます。

 他にも、超長距離狙撃や標的を壁越しに撃ち抜くなど大口径だからこその使い方が出来ますね。


 なんだか対物ライフルの中じゃあこればかりが凄く目立っているようにも感じます。 



『へカートⅡ』


 装弾数:7+1

 使用弾薬:12.7mm×99


 PGMプレシジョン社の、ボルトアクション式対物ライフルです。

 そこまで有名ではない……というかマイナーな方ですが、どうせ近いうちに知名度も上がると思うので、一応書いておきます。※案の定某VRMMOライトノベルのアニメで爆発的に知名度上がりましたね(追記)


 ストックは伸縮出来る上に着脱が可能で、オプションでグリップと合わせて木製の物に変更可能です。どちらかといえば、木製ストック&グリップのへカートⅡの方が写真などでも見る機会が多いですね。

 またマズルブレーキは大型のもので、特徴的な形をしています。

 

 ボルトアクションなのでM82A1の様に素早い連射はできませんが、その分堅牢でシンプルな作りの為整備もしやすいです。

 まあ他にもボルトアクションの対物ライフルなんていくらでもあるので、へカートが格別強いなんてことはないですよ?

 

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