「人vs.街」「意思を持って形を変えていく街」
この惹句に魅力を感じて読み始めました。
第三話の現在、「街」の展開はまだ見られませんが、「屋根路地」などの描写にその片鱗が垣間見えるようで、これは今後に期待。
主人公はとってもクール。諧謔に至上の価値を見いだすパンクな少年。いいですね-。
他の登場人物もクセがあり、これからどうなることやら(笑)。
ジャンルはアクションになっていますが、SFとしても全く違和感のない内容です。作者の博識が随所に感じられますが、それが衒学趣味に陥っていないので嫌みもありません。
物語の展開も早く、スピード感があり、一気に読んでしまいました。