非常に魅力的且つ個性的な登場人物が多数登場します。
一人の学生少女が、死霊術という魔法に出会い、その師匠や仲間達、物語中に出会う人々を通して自分が人のために何が出来るのかを探す成長劇だと感じました。
王道な剣と魔法の世界ですが、笑い、戦闘、旅、感動のお話が非常にバランスよく配置されており、ストーリーも面白いためどんどん続きを読んでしまいました。
さらに、そこまで登場人物が多いわけではありませんが、皆とても個性的で印象に残る人物ばかりです。
とてもオススメできる異世界ファンタジー小説になります。
作者様の今後の作品にも非常に期待しております。
まずは主人公のケイちゃんがうっかりのせいで、ネクロマンサーのところへ卒業修業へ行くところから始まります。
彼女の一人称視点で物語は進むのですが、1話毎に話の流れというものが出来ているため、とても読みやすいです。続きが気になります…。
修業先の三人はもちろん、ちょくちょく出てくる盗賊の自称勇者一行、カリスマ持ちで美しいが破天荒な王女、最新話あたりでケイちゃんが出会った部族の少女など、
(死人含めた)キャラクターが活き活きと動き回る、読んでて楽しい小説です。
全員それぞれ事情はあるのでしょうけど、鬱々とした悲愴感はないんですよね。明るくからっとした気分で読めます。
ケイちゃんの名前の由来はなんなんだろう…。