第86話 ウェストサイドストーリー


 映画ウェストサイドストーリーを観てきた。


 ニューヨークを舞台にしたロミオとジュリエットみたいな話だろうなと思ったら、マジでそのままであった。ひねりなし。さすがスピルバーグ。


 ギャングの青年と移民女性の恋を中心に、地位の低下した白人層というアメリカの問題を扱っている。その辺の問題意識は日本人には疎いであろうが、娯楽作品としてもちゃんと観られる作りになっていた。


 ミュージカルなので、道路でいきなり踊りだすとか日常茶飯事。マンボ! マンボってなんなん?


 踊ってるうちにピストル取られたり、兄が死んだのにきれいな声で歌ったり、普通の作品ならありえない。そこらへんミュージカルが苦手な人は受け付けないのだろう。私は慣れたら楽しめた。


 主演の二人はさすがに歌が上手くてデュエットなんかずっと聞いてられる。ミュージカルのデュエットだとオペラ座の怪人とか良かった記憶がある。


 難点は上映時間が長かったこと。二時間半! ケツが痛かった。映画大好きポンポさんで理想の映画は九十分だと言っていたが、納得した。


 次はグッバイ・ドングリーズか呪術が観たい。


 テレビアニメがつまんないので漫画とか映画に関心が向く。漫画だと『推しの子』が最近気に入っている。

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