第23話 バッハ
バッハが、女子小学生になったらどうなるか。という小説を書いている。
他にもモーツァルトや、ベートーヴェンの生まれ変わりがいてパパ活や、死体遺棄をしたりする。
普通に学園モノとしてやった場合、こいつらは浮いてしまうことに気づいた。
享楽的なモーツァルトはともかく、
バッハは、というか私の捉えるバッハは上手く作品に噛み合わない。
音楽の神が死んでしまった世界で、それでも音楽を続けようとするバッハは道化のようである。
チートものにも、ゆるふわ四コマ的な世界にも出来ないのは、ひとえにバッハのおかげだ。
最近、どうも死に体のような世界を描きがちである。もっと頑張れ、ビジネスパーソン、自助努力が足りんぞ! アフリカに行って商談でもして来いや。お前らがショボいからしけた日本しか書けんのじゃ。
パパ活は死んだ父性の首輪代わりのようだし、音楽はとうの昔に滅んだものだ。
私の小説には希望がない。それはそれで別に構わないが、JSバッハによろしくは上手くすると、化ける気がする。親バカかもしれないが、そんな予感がある。
プリ○ュアのような変身ものも考えたが、一番相性が良さそうなのはミステリーかもしれない。経験が少ないからこそやってみたい。
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