第7話 猿の惑星
作家になるためには、具体的にどうすればいいか。
出版社の新人賞を経てデビューするのが一般的だと世間では考えられている。あるいは、こうした投稿サイトで、スカウト。
なんて、アラブの石油王に見染められるようなラッキースケベもあるのかしら。
うしし……
有象無象が、PCの前で鯉のように口を開けて待っていると思うと笑えてくる。かくいう私もその一人だがね……、と言いたいところだが、あまり書籍化に熱意は持っていない。
自分の本の背表紙で、人の鼻を殴りつけるのには、興味しんしんの年頃である。今、興味しんしんが、一発変換できなかった。私もどんな字なのか見当がつかない。そのままにしておく。百年経ったら直してください。今、見当を検討と変換しそうになった。字数を稼いでいるわけではなく、そもそもカクヨムは最低字数制限が少ない(もしくはない?)ため、オレオのようなこともできたのであろう。
何が言いたいのかというと、言葉を言葉として認識するのが苦痛である。
私は、多くの青二才と同様、自分独自の言葉を駆使しているつもりでいたのだ。そんなものあるはずもなく、単なる思いあがりである。言葉は、どっかの毛むくじゃらの猿みたいな人みたいな猿が手振りや、図形を組み合わせ、象徴したものだ。
つまり、私も含めて鯉のような皆さんも、猿のようにウェーい(イ)している猿の象徴に過ぎない。
猿と言い切らない私の優しさを評価してくれてもいいんだからね。
皆さんは、鯉です。
猿です(あ、言っちゃった)
ですので、カクヨムは猿の惑星なのです。
以上。
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