第172話 新しい年

この「絶賛うつ病患者の俺が奮闘したりダラダラしてたりする話」も、書き連ねてきてから半年以上が経ち、約40分前に年が明けた。


去年の出来事で、俺の中で大きかったのは「仕事を始めた」ことだった。

内職で、微々たるものとはいえ(月に数千円程度だ)収入があるのは嬉しい。

と言うか、「働ける」ことが嬉しい。

もっというと、履歴書が汚く、無職な期間は今までにもあったが、「仕事が出来ること」を嬉しく感じたのは、今回が初めてだ。

また、今はまだ水面下でごにょごにょしているものの、実は別件で全然違う仕事の話も頂いており、それはそれで近日中に新展開をお知らせ出来れば良いなと思っている。


だが、仕事を始めてから、外出する機会が減ったので、伴い電車に乗る機会も減った。

外出する予定で作った某所の水族館の年間パスポートも、作ってから半年経つのに、まだ1回しか使っていない。

今年はまた、意識して外出する機会を増やしていきたいと考えている。


また、昨年は結婚10年と言う節目だった。

それを、相方と一緒に迎え、ともに祝えたことは大きい。

ずっと一緒にいてくれて、ありがとう。

これからも、ぜひとも宜しくお願いしたい。


去年と言うか、年末ギリギリになって、思うところもあり、おもむろにデジカメを買った。

残念なことに文明の利器に疎いので、初期設定するだけでも四苦八苦していたが、1時間弱かけて何とか。

今後、上手く活用できると良いのだが。


一昨年に続き、去年は飛躍的に回復した年だったと思う。

今年は多分、回復と言う意味では緩やかな曲線になるだろう。

あるいは、運が悪ければ後退する何かがあるかも知れない。

子供の声も人混みも救急車などの音も、まだ怖い。

それでも、去年体験したすべてのことを、糧にするつもりで。

今年も1歩ずつ、進んで行こう。

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