第113話 自業自得ではあるものの
第111話から引き続く話になる。
今日は本来、二胡の教室がある日だった。
ひざを痛めてしまったら、25分かけて駅前にある教室に行くのがおっくうに感じてしまい、今日はお休みしてしまった。
ところが、自分でそう決めたのに、気分が晴れない。
家にずっと籠っていると陰鬱になるので、昼間、買い物に出かけた。
近所のショッピングモール2軒を梯子して、店内でもあちこちうろついていたため、なんだかんだと2時間半歩いた計算になる。
これなら普通に二胡の教室行けたじゃん・・・。
帰ってきてから、余計落ち込んだ。
そして、陰鬱な気分が晴れない。
気分転換に、溜めてしまっていた食器等の洗い物をした。
洗濯物も畳んだ。
なのに、やっぱり気分が晴れない。
だけど、だからと言って自主練の二胡に触りたいかと言うと、これまたそんな気にもならない。
ただただ陰鬱な気分だけを抱えて、今、悶々としている。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます