第57話 体力配分

有難いことに、土日が休みの仕事をしている友人が多く、相方も土日が休みなので、週末は友人と遊ぶことが多い。

と言うか、極端な月は、毎週友人と遊ぶ予定が入っていたりする。


遊ぶときは全力で遊ぶので、月曜日は大抵文字通り倒れている。

今日も午前中が寝込んで潰れた。


普通の社会人である友人たちや相方は、全力で遊んだあと出勤できるのだから、本当に凄いと思う。

と言うか、かつては俺自身もそれが当たり前だったのが衝撃的でならない。

今、休日を全力で遊べていて、平日も頑張れている人たちは、本当に凄いことをしているんだと自覚してほしいし、自慢して良いことだと思う。


ところで、それでも俺自身、だいぶ回復が早くなっては来ている。

以前なら3日寝込んでいたのが、午前中だけで起き上れるのだから、その回復力は小さな自信に繋がる可能性のあるものだ。


また、経験則から、1週間の体力配分とスケジュールを組みやすくなったのはこれも進歩だ。

当初なら、自身の極端な気力&体力不足から、不測の事態に備えなければならない日が多すぎて、スケジュールどころではなかったし、その後も体力&気力配分が判らずに、予定を立てても動けなくなる日が多かった。

今は過去の経験も踏まえているのが大きいが、「動けなくなる」前に「休むこと」を覚えたし、そのために不測の事態に備えなければならない予備日が極端に減った。


「今のオマエの仕事はしっかり休んで治すことだから(意訳)」


と友人に言われたことがある。

そう言ってくれる友人が居ることが、本当にありがたい。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る