第51話 鍵を無くす

あ・・・ありのまま 昼間 起こった事を話すぜ !


『おれは鍵を無くしたと思ったらいつのまにか

マンションの廊下に落ちていた』


な… 何を言ってるのか わからねーと思うが

おれも何をされたのかわからなかった…

頭がどうにかなりそうだった…


単純に落としたんじゃないの?だとか

そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ

もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…


そんなわけで、昼間出かけたわけだが。

うちのマンションはオートロックなので、自宅に帰ることが出来ずにいたんだけど、たまたま早く帰ってきた相方と待ち合わせしてオートロックを突破したら、自宅の階の廊下に鍵が落ちていたって言う次第。


ビックリした。

鍵あって良かった。


出かけて帰ってきて鍵がないことに気付いた時は茫然となって、マンションの前で泣きだし。

泣きながら、立ち寄ったお店に鍵の落し物がないか電話かけるも、どのお店にかけても、鍵はないですって返答しかかえってこず。

もうホントにどうしたらいいか判らなくなって、パニックになりながら出張中の相方に泣きつき。


「とりあえず近所のイートインがあるコンビニで待ってて(意訳)」


って言われたので、その通りに。

で、コンビニから一緒に帰ってきて、相方の鍵でオートロックを突破したら、廊下に見慣れた鍵がww


家帰ってきて、今度はほっとして大泣き。

相方に呆れられた。


って言うか、半年前だったら、相方に泣きつく前に立ち寄ったお店に連絡するなどということはできなかったと思うので、判断力等も回復してきてるんだな、と改めて実感。


少しずつではあるものの、良くなってきた。

良かった。

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