第40話 認めてほしいと思うこと
39話に引き続く話にはなるのだが、すぐにネガティブ思考に入るためか、逆に些細なことでも認めてほしい、褒めてほしいと思うようになった。
例えば、電車が通るのを目の当たりにして、それでも我慢したとき。
人混みで、怖くなりながらも頑張って通り過ぎることが出来たとき。
「俺今頑張ったよ!」
些細なことでも、主張していた時期があった。
多分、良く頑張ったね、と言ってもらいたかっただけなのだが。
あまりにも些細なことでも言い過ぎたせいか、相方もいちいち付き合っていられなくなったのだろう、いつだったか、「いい加減しつこいんだけど(意訳)」と、はっきり言われてしまった。
言われたときは相当落ち込んだのだが、幸い、確かに言い過ぎたと振り返って自覚が出来たので、今は言わないよう心がけている。
それでも、弱っているときは、認めてほしい、という気持ちが大きくなって、つい甘えてしまうのだ。
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