絶賛うつ病患者の俺が奮闘したりダラダラしてたりする話

第１５話 新しいことを始める

今までは、出来て当たり前だったことが出来なくなったり、それがまた徐々にできるようになったり（本は４か月後くらいでまた読めるようになった）

病んだ当初は平気だったものが、急にダメになったり、と言う話をしてきましたが。

時間だけはあるので、新しいことを始めることにしました。

何かと言うと、楽器。

この時２０１４年の１２月。

鬱になってから、半年後のことでした。

思考はネガティブになりがちではあったものの、それを逆手に取った、何もできないから、逆に言えば、何にでも挑戦できる素敵な機会なんじゃないかと言う考えに至り。

なぜならば、なかなかないからだ、今迄出来てたことすら出来なくなるって。

包丁さばきも覚束なくなり、自炊をしなくなった。

そんな、現在マイナス修正入ってる今迄のスキルに、敢えてプラスして、何もできない＝出来なくて当たり前なんだから、１から新しいことに挑戦も出来る、ってふと思い立ち。

具体的に、何がしたいかと言うと、楽器弾きたい。

もう知り合いにピアノ、ギター、ベース、ドラム、エレクトーン、ヴァイオリン、キーボード、和太鼓、三味線、琴、クラリネット、サックス、ニッケルハルパが弾ける人たちが確実に居るのが判ってるから、今更上手に弾ける人が居る領域に手は出したくない、初心者の拙いのってめっちゃ何か、恥ずかしいし。

ついでに、誰も弄ってなさそうな楽器って、ちょっとオモシロそうだな、それが弾けたら。

楽しそうだなと。

ホントはハーティガーティ弾きたいけど、以前に来日してくれた某バンドで一目惚れした綺麗で可愛くて美人さんなハーティガーティ奏者のお姉さんと、大好きなバンド、ＥＬＵＶＥＩＴＩＥの同じくハーティガーティ奏者なアナちゃんが素敵すぎて、それを汚すわけには！！（謎）

なので、第２候補に挙げたのが、二胡。

調べたら、１万～２万くらいで売ってるから、値段はまぁ覚悟決めれば手が届く。

弦楽器だから、弾きながら歌えるし、１回だけ触ったことのある感触としても、初心者お断りって感じの楽器でもなかった、ヴァイオリンとか、初心者触るとギーコギーコって鳴って、音なんて出ないことを知っている。

でも、二胡さんはそんなんじゃなかった、ちゃんと音出た。

後は運指さえ何とかできれば。

弦だって２本しかないしね。

・・・・独学でどーにか出来るかは判らんが。

でも、やってみたいなーって、思ったんだ。

まぁ具体的な１つが楽器って意味で、イロイロ言ったけど。

１番言いたかったのは、そーじゃなくて。

鬱になって半年たつけど。

それを、あえて壊れてる、と表現するなら。

作り直しができるんじゃないかと、そう思ったんだ。

根拠はない、でも、自信はある。

多分、どーにかなる。

いくら時間がかかっても。

きっと、病人を卒業できる。

そんなふうにも、考えられるようになりました。