すべての道はローマに通ず
『すべての道はローマに通ず』とは、目的の到達するまでの手段・方法はいろいろある。やり方は異なっていても目的は同じであるということ。また、ある一つの真理は他のすべてのものごとに適用されるということ。
群馬県にも日本一のものがあります。それは、『自動車保有台数』なんです。
私が群馬県に来て驚いたのは、その道がとにかく狭い。北海道は雪を寄せるせいか、歩道や道幅が広いんですよね。はっきりいって、群馬県の車道二台分が北海道の一台分じゃないだろうかと思いました。
というのも、夫いわく、群馬県の中でもうちの地元は空襲で焼けなかったので、区画整理が昔のままなんだそうです。群馬県でも道幅が広い整備されたところはありますよ。
ただ少なくとも、この辺りは勾配も激しいし、くねくねカーブしているし、碁盤の目の街並みに慣れた私には、とてもじゃないけれど運転できない。怖いです。
しかし、そんな道をもろともせず、とにかく車が多いですね。こちらに来て『車がないと生きていけない』という言葉も何度聞いたことか。そのせいか、公共交通手段やタクシーを利用する人も少ない印象です。みんな自家用車に頼ってますからねぇ。
それにしても、私には『県境』という概念が薄いので、簡単に都道府県を車で越えられることに、いまだに慣れていません。
北海道から都道府県を越えようとすると、飛行機かフェリーか電車で青函トンネルになります。海を越えるのは、ちょっと大変ですね。意識的にも大きいみたいで、嫁ぐときに友人で「私なら、海を越えるのは無理」って言う人、結構いました。
ところが本州では車や電車に乗っているといつの間にか県境を越えていたりしますよね。「こんなにあっさり越えちゃうの?」と拍子抜けするんですよね。
長いこと北海道生活だったもので、距離感覚もちょっと変かもしれません。
新千歳空港から旭川まで最短2時間ほどで行けるんですが、同じ2時間あれば群馬県から埼玉こえて東京・浅草まで行けちゃうんですものね。都道府県を3つも股にかけるわけですよ。これは感動しました。
一つの目的地まで行く選択肢も色々選べて、寄り道も簡単に出来て、面白いなぁと思います。ちょっとした国内旅行に気軽に行けるのは、北海道にはなかった感覚でした。
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