選別ゲーム。増えすぎた国民を淘汰する為に用意されたゲームであり、いわゆるバトルロワイヤル。
内容は小さい頃にやっていた「どろけい」であり、さらには特別ルールなども後々追加されていく。
その選別ゲームによって起こる、不安、不信、暴走、裏切り、陰謀。まともではないゲーム故に、参加する人間達もまともでなくなる。
それでもそのクソッタレなシステムに抗う主人公達。些細な反抗はすぐに握り潰される事だろう。それでも彼らは、生きる為にシステムに抗う事となる。
二章も展開されるこのゲーム。果たしてどんな展開が待っているのか。
このロワイヤル小説、目が離せません!
昨日の深夜に一気読みしました。
や、昼じゃなくて良かった。真っ暗でしんとした部屋が文字から受ける私の想像をより掻き立ててくれました(笑)
この内容を文字で表現するって中々難しいように私は思うのですが、ゲームのルールが分かりやすく書かれている上に面白い。途中追加となる特別ルール.....それにより翻弄されたあるキャラの展開が切なかったです。
尚、物語のスピード感が楽しい。殺しが敢えて淡々とした様子で表現されている点がそれを生み出しているように思いました。次は誰?あぁ、このキャラがここでっ......!と一喜一憂。初日、二日目、三日目......と進むにつれ犯人が気になり読み止まれませんでした。
さくっとハラハラしたい方にとてもオススメな作品♪
ぜひ、私のように深夜に読んでみてください(笑)