イギリスのお店その3

 まずは、ピーターラビットで有名なWEDGWOODウエッジウッド

 破産して他国に買収されたものの、知名度とブランド力の高さは誰もが認めるところ

 日本では未だ、披露宴の引き出物で人気でもあります

 

 陶器メーカーなので、紅茶の取り扱いはごく僅か(リーフだと10種類くらい)

 パッケージは125g缶だと青と水色、モダンで落ち着いた感じ(1500~2500円)

 100g缶だと白地に花柄と華やかで可愛らしい(1200円)

 日本では贈答用ギフトとして人気だからか、リーフ缶よりもティーバック(セットもの)の取り扱いのほうが多い気がします

 購入場所は百貨店デパート、地下よりも食器などを扱っているスペースに置いてある気が(ウエッジウッドのコーナー)


 同じ食器メーカーの紅茶として、花柄模様が人気のMINTONミントンもありますね

 しかし、こちらが紅茶を始めたのは1996年

 歴史が浅いからか、紅茶の知名度としてはかなり劣っているかと

 事実、ミントンは吸収合併されちゃいましたし(会社はウエッジウッドと同じ)

 2009年に日本からは撤退し、百貨店からも姿を消したとのこと

 それでも、贈答品としては人気なので、お中元や通販などで取り扱われているようです

 また、紅茶だけならグローサリーショップでも(もちろん、花柄模様のパッケージ)

 

 なんといいますか、この2つは一般の方に受けがいいです

 どちらも紅茶としてはともかく、食器やタオルなどではかなり有名ですからね(特に昭和の世代)

 ですので、上にも書いた通り贈答品ギフトとして残り続けるブランドかと思われます


 

 ここからは更にざっくばらんな説明お送りします


 グローサリーショップで見かけるMELROSE'Sメルローズ

 缶や袋ではなく、陶器のパッケージが珍しくて記憶に残っている

 なんでも、その陶器のケースはコレクターに人気だとか(白地に花柄と可愛らしいもの)

 40gで1000円を超えるのは、完全に陶器のお値段でしょう



 有機栽培オーガニックにこだわっているHAMPSTEADハムステッド TEAティー(ハンプステッドかも?)

 白い円柱の缶に炎?のような絵が特徴的でオシャレ

 ダージリン地方のマカイバリ茶園と提携しているので、やはりダージリンが美味しい

 また、ダージリンの茶葉を使ったアールグレイも素晴らしい

 しかし、「ダージリンの特徴」で触れたように、茶園の茶葉はものなので注意が必要

 購入場所はグローサリーショップ、ネット通販(サプリメントで有名なiHerbでも買えるみたい)

 日本で買う場合だと、100g缶1000~1500円くらいかと



 他にも、「ブルックボンド」「リッジウェイ」「ミセス・ブリッジス」「テトリー」「ウィッタード」「ウィリアムソンティー」……etc.


 とまぁ、イギリスメーカーブランドの紅茶は本当に多いです(結構な数が買収、合併、吸収されているけど)

 だというのに、扱っている商品が似たようなものなので、メーカーブランドによる違いが非常にわかりにくくなっています

 事実、同じような茶葉を似たような目的でブレンドしていますからね(イギリスでは圧倒的にミルクティーが好まれる)


 なので、味と品質だけで選ぶのはまず無理でしょう

 嗜好品というものは、本来の味よりも、それを嗜む際の場所や気分、雰囲気といったものに大きく作用されます

 それにどう頑張っても、一般の方が何十種類のブランド、何百種類の紅茶を比べることはかないません

 かといって、「プロ」や「通」の意見が一般受けするかと言われたら……いかなるジャンルであれ、しないほうが多いのではないのでしょうか?


 というわけで、私としては味と品質以外で決めるのをおすすめします

 長い間、売れているということは、味と品質は保証されているも同然ですので(稀に詐欺やら偽装やらあるけど)

 

 値段、知名度、パッケージ(デザイン)、購入場所、(味)、(品質)……etc.


 これらの中から、自分なりの優先順位で決めるのがいいでしょう

 ちなみに、私の場合は購入場所>知名度>値段>パッケージ……ですかね

 また、紅茶好きを公言していると、紅茶をよく貰えたりします(旅行のお土産とか、誕生日プレゼントとか)

 そこでは、自分では選ばない紅茶と出会えるのでとても楽しいです

 もちろん、プレゼントのお返しはしないと駄目ですけどね

 

  

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