イギリスのお店その1
紅茶といえばイギリス、というイメージは未だ根強いと思う
なのに、商売が下手なのか別の問題があるのか知らないけど、日本における店舗数は圧倒的に少ないです(特にティーサロン)
ブランドの数と知名度はかなりあるんですけどね
実際、いくつかの有名ブランドは他国に買収されてしまっているところを見ると……商売下手なんですかね?(トワイニング、ハロッズ、東インド会社、ウエッジウッド)
お店の説明の前にイギリスブランドの特徴
フランスと違ってフレーバーティーの数は少なく、香りも単一のものがほとんどです(イチゴ、リンゴ、レモン……etc.)
その為、名前だけである程度の味や雰囲気をイメージできるので、さほど迷うこともないかと
まぁ、フランスが名前に凝っている上に数が多すぎるだけなんですが
基本はダージリン、アッサム、アールグレイ、ラプサンスーチョン、セイロン(ウバ)、キームン(キーマン)
そして、それらを用いたブレンド(ブレックファースト、モーニング、アフタヌーン、ロイヤルなど色々な枕詞が付きます)
なんといいますか、茶葉の種類と特徴を知っていればイギリスブランドの商品はわかりやすいでしょう
反面、知らないとどう選んでいいかわからないです
理由として、直営店なるものがほとんどないので、試飲はおろか香りすら試せないというのがあげられます
また、
以上を踏まえまして、まずは一番知名度の高い
百貨店やグローサリーショップだけでなく、スーパーでも買えるほど展開が広いにもかかわらず、専門店やティーサロンはありません
お値段は圧倒的に安く、100g缶でも1000円しないものが多いです
購入の容易さと合わせると、紅茶の雰囲気や種類を確かめるにはおすすめ
「アールグレイ」「レディグレイ」「プリンスオブウェールズ」が人気で有名
次に、
こちらは紅茶専門店ではなくてイギリスの老舗高級百貨店なんですか、何故か創作物の中では人気なお店ですね(紅茶好きのキャラとセットで見かける)
一応、英国王室御用達ではあるものの、それはトワイニングも同じ
ついでに言いますとコカ・コーラもそうなので、王室御用達というのは言葉ほどたいそうなものじゃないという
日本だと、主に三越伊勢丹に販売店が入っているのでそちらで購入できます
ティーサロンも数は少ないですけど、いくつかあるみたい
パッケージは優しげなエメラルドグリーンでオシャレなのに可愛いです
125g缶で2000~5000円くらいと、イギリスブランドにしては少し高めの価格かな
「ロイヤルブレンド」「クイーンアン」が個人的なお気に入り
お店の名前を冠した「フォートメイソン」に限り、見ただけでは判断がつかないフレーバーティーなので、買う前に香りを確かめたほうがいいです
そして、
直営店は神戸に1つあるだけですが、グローサリーショップなどでは必ずといっていいほど置いてあるブランド
パッケージは深緑の缶にロンドンの街並みを映したもの(蓋の色は商品によってさまざま)
最近は特殊な方法でカフェインを取り除いた「デカフェ」シリーズも出していますが、やはりおすすめは基本のクラシックティーでしょう
200gで1000~1500円という低価格なので、毎日の一杯には打ってつけ
「イングリッシュブレックファースト」「ダージリン」は常備するほどのお気に入り
アールグレイは2種類あるけど、どちらもイギリスらしく香りが強いのでご注意を
ちなみに、香りが強すぎて飲めない場合は他の茶葉と混ぜて使うといいです
ストレートで飲みたいのなら、「セイロン」や「市販のダージリン」を
ミルクティーなら「アッサム」と合わせて
邪道ではありますが、自家製の即興ブレンドも悪くはないですよ
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