砂糖を入れる、その2
紅茶には砂糖ではなく、蜂蜜を入れるという選択肢がある
ただ、モノによっては水色が黒ずんだり
これは紅茶の中のタンニンと蜂蜜の中の鉄が結びついてしまうから
でも、特に害はないみたい
鉄の吸収を妨げはするけど、鉄分の摂取が目的で蜂蜜を取る人はいないと思う
ただ、貧血が気になる人は気を付けたほうがいいかな?
紅茶に限らず緑茶など、タンニンの多い飲み物は食事と一緒に取らない
飲むなら食後1時間はあけること
まぁ、実は問題ないという説や研究もあるんだけどね
閑話休題、紅茶に蜂蜜を入れると黒ずむ
だからこそ、ミルクティーに入れると亜麻色に変化する
それがキャンブリックティー
でも、日本だとハニーミルクティーって呼ばれるほうが多いかも
ちなみに、蜂蜜は花の種類によって味や成分が変わる
アカシア、れんげ、ラベンダー、栗、ソバ、みかん……etc.
だから、これらのアレルギーがある人は注意が必要(日本だと花粉に対しては表示義務がないから)
特に表示がされていない場合はブレンドもの
それと1歳未満の子供には蜂蜜はNG(ボツリヌス菌がどうだらとのこと)
最後に特殊な砂糖として、カソナードの紹介
たぶん、お菓子作りをする人じゃないと知る機会もないと思われる
簡単に言うと粗糖――精製していない砂糖のこと
英語で言うとブラウンシュガー、日本だと赤砂糖、きび砂糖
基本的にはクリームブリュレの表面――カラメリゼに使われる独特の風味があるフランス生まれの砂糖
日本だと上記の用途でしか見かけないが、フランスだとガレットやタルトを始めとした焼き菓子やフルーツのコンポートなどに使われたりしています
独特すぎる風味とコクからして、紅茶にはあまり合わない
けど、スパイスと一緒に煮出すチャイに入れると素晴らしい味を引き出してくれる
ミルクティーと合わせてもグッド
それだけで、チャイのような深みのある味にしてくれるから
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