現在と過去の二つの時間を行きつ戻りつ語られるお話に、頭をフル回転。約束って何だろう。読み進めていくうちに優しい気持ちになりました。 童話の世界に迷い込んだような不思議な気分になりますよ。 素敵なお話をありがとうございました。
プロットプロジェクト参加作品(主催者さま)。二つの時間を交互に語られていく物語で、途中までどういう話なのかわからなかったが、終盤で全てが綺麗にまとまる展開はまさにミステリーだなと感心しました。どことなく純愛ものの要素もあり、読み終えて思わずニヤけてしまう、そんな作品です。企画お疲れさまでした!
十年前と今、二つの時間軸を交互にのぞき見ながら物語は展開する。どこか「ふしぎの国のアリス」のような児童文学めいた雰囲気を感じつつ読み進めると、そこには温かい結末が待っている。途中途中で不穏なワードが出てきたので、そういう方向性なのかなと緊張しましたが、いい意味で裏切られました。ミステリ要素も楽しめる、素敵で大切な『約束』の物語。
その出会いは、運命だったのかもしれない。途中まで、物語の道筋が解らずにいましたが、終盤で明かされる事実に胸がきゅんとなります。ああ、だから時間が必要だったのか。信頼の果てに守られた約束。その行く末を、あなたも見届けませんか?
プロットの原作者の御話という事で、わくわくしながら見ました。優しい世界に、ロマンティックなお話でした。是非とも、ゆるりとした時間に読んで頂きたいです。
とても、綺麗な終わり方で私は好きです♪約束というものに込められた、メッセージや想いが主題ですね。読んで、満足しました。司書が・・・気になります!!
約束を果たす。人によってはそれは楔のように締め付けてしまうこともあれば、人を突き動かす原動力となることもある。この物語ではそんな「約束」によるお話で、様々な視点から書かれているので、途中「?」と思う部分があるかもしれない。しかし、最後にはそのすべてが綺麗に収束し、思わず口元が緩んでしまいます。あなたも、「約束」を果たしに行きませんか?