【DEI死神】ゲーム業界も小説界隈と同じ流れだろう
小説界隈が、Web小説の登場によって、もはや出版社やメディアの制御不能に陥ったことは周知の事実であるよね。ムーブメントは完全に自然発生するものになった。
これは服飾界隈も同じで、小説や漫画などのメディアよりも先にその域に到達したと記憶している。参入障壁が下がることであらゆる面がコントロール不能に陥り、モードを煽って売れ行きを操作するという芸当が不可能になった、というヤツだ。
たぶん、今、ゲーム業界に起きていることも同じと思う。
そこにDEIとかの連中までが入ってきてるから、妙な感じで上記の界隈とまったく同じ現象に過ぎないという印象が薄まってしまっているが。
AIの発達で、この現象の促進はさらに加速する。せいぜい5人いればAAゲーム程度は作れるようになり、この少人数制作のAAゲームが業界を席巻するようになるだろう、と予測しておくよ。
それと同時にゲーマー市場の多様化が引き起こされ、あらゆるジャンルが細分化されて、「右向け右」のムーブメントで大量販売を狙うという商売方法は通じなくなるだろう。
ニッチの要求に応えて作れば取りあえずの数をペイすることが出来るという小規模市場の乱立で、しかし市場同士は横の繋がりで情報流通がなされるため、複数のニッチ需要を満たした良いモノを作れば、複数の市場でヒットを飛ばして複合的な大ヒットに繋がる、という現象で、今後のヒットは生み出されるようになる。
それはここカクヨムやなろうから特大ヒットがたまに出てくるのとまったく同じ原理であり、ジャンプなどはすでにその原理を取り込んだ新たな仕組みで安定したヒット量産を実現化し始めている。
ゲーム業界もこれに早く気付き、対応を済ませたところから、順位の変動が起きるだろう。業界再編、順位の変動、下克上が起きるだろうが、その時、足を引っ張るのは間違い無くDEIだ。
多様性、公平性、包括性は、それぞれバラバラの要素としてムリにセットにすべきではない事柄であり、何なら入れる必要もないようなことである。
セットにしたモノは実はベツモノとして概念が変化する。この概念が今現在、進行形でどんどん悪いイメージのものになっていて、ジャイアニズムで説明できる、人々が本能的に嫌悪する概念に近付いている。
支配と強制、他がいろいろ複合で人によって違う。
DEIを入れねばメディアから攻撃される、という欧米の状況はまだしばらく変わらないだろう。メディアの凋落が始まり、既存の大手メディアが信用失墜でその売り上げを永久的に失い始めるまでは続くと覚悟して、その落日に巻き込まれないよう身を守らねばならないのが難しい、といった局面が今だ。
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