【私用】なんとなく日々を過ごす中で思いつく事があれば書き留めておく雑感みたいな何か。

【サイレントヒル２】差別を生まない「差別の是正方法」

　海外のWoke運動がこれまでやってきた行いが、ことごとく差別助長であり、新たな差別を生み出す行為であったことは先に述べたわけだけど。

　じゃあ、どうすりゃいいのよ？　てのを、こないだの記事でも「書く」と言いつつ書き損ねていたんで今度こそ書こうと思う。

　サイレントヒル２のアンジェラをナーフした行為を使って、どこがどう差別に当たるのかを解説したけども、今回はバットマンを使って、差別にならないように思想をブチ込む方法ってのを解説するね。

　やり方はあるんだよ、うん。思想もね、DEIそのものは別に構わんって言ってる。

　もうね、最初から間違いだから。「創作物に白人ばかりでなく色んな少数派も入れてくれ」てのを、自虐的反省で促進するな、てのがひとつ。

　昔のことをいつまでもグダグダグダグダと。しかも片方に、同じか、もっと悪いケースがあるのにそっちは無視して、標的だけを責めるってのは「イジメ」なんだよ。

　白人はかつて奴隷制で黒人を酷い目に遭わせた罪科があるから、白人を前面に出した創作物を作ることは反省が足りないことを自白しているようなもの、とか何とか言うんだろ？　慰安婦問題とかで嫌ってほど聞いたわ、これ。ライダイハンやら日韓合意は無視してこれ言うんだよ、あのクソども。完全な詭弁とイジメ根性でしかない。

　これを言うヤツは漏れなく、性根の腐ったイジメ大好き野郎だから。優越感に浸りたいだけで言ってるんだから騙されるなよ。特に日本人のくせに言うヤツは本物のクソだ。前提に「自分は違うけどｗｗ」ていう根拠の無い自信があって、他の同族を見下してるんだ。マウントだよ、嫌なヤツらだ。

　また話が脱線したわ、アカンね。（苦笑

　何の話だったか？　トリ頭はこれだから困るわ。

　バットマンの話だ、不自然にならないように思想をブチ込む方法についてだ。この場合、主要キャラに黒人をねじ込みたいんだけど？てことだとしとくね。

　これ、今までのWoke運動だと無遠慮にいきなりバットマンを黒人にするんだよ。

　それはナーフと同じで別件の差別だからマズいんだ、と言ってる。ファンはキャラを黒人にされたから怒ってるんじゃない、差別だから怒ってる。「なぜ、理由もなく白人という属性が否定されたんだ？」てことだよ、完全に差別だ。理由がないんだから。同じく、これが女性にされたとしても差別だよ。

　白人という属性、男性という属性が嫌われたからだ、という理由しかそこにはない。これが差別以外の何だって言うんだ。（それを正当化するのに、白人の罪とかいったイジメを、まぁ、恥じ知らずにも堂々と主張したわけだね）

　そう言えばどっかの記者が、アサクリシャドウズの擁護でバカなこと言ったっけ。

「日本人のSAMURAIには飽きた、」とかって。

　おいおい、こんなドストレートな差別発言、なんで気付かないんだよ。ｗｗ

　トム・クルーズの「ラストサムライ」は巧いこと白人SAMURAIを作ったよ、ちゃんと「理由」がくっついてる。彼は最初、侍じゃなかった。洋装で登場し、日本で武士たちに感銘を受けて侍になった、という「理由」の過程が丁寧に描かれてる。

　だからバットマンの主要キャラに黒人を据えたいと思うなら、ヘリクツ捏ねて強引にファンを従わせようとするんじゃなく、「理由」をまず考えたらいいんだ。ロビンっていう先行キャラがいるし、彼と同じように、まず「バットマンにとって必要な存在になるよう」に、その黒人の彼を登場させないといけないし、「バットマンにとって必要なのは、黒人という属性ではなく、彼本人だ」というところを理解しないといけないよね。

　創作上の重要度がここで逆転するんだよ。思想のために黒人を入れたい、という目的は、キャラ本人の付属ポイントの一つに格下げされる、ってコトよな。

　長いこと、欧米の創作シーンでの風景ってのは「白人種が闊歩する世界」がデフォルトで、映画などの画面には白人ばかりが映っていて、それがスタンダードな世界観として人々にイメージされてたわけよ。風景には白人の見目がいい人間ばかりが映っているのが普通の景色、て具合。画面が白い、ていうね。

　でも、別にそれは良いはずなんだよ。制作者の裁量で、制作者が好きに作っていいはずなんだから、文句があるなら自分で作れ、てだけの話なんだ。本来、創作物に口を挟むのは野暮天ってはずなんだから。まして表現を変えさせるなんて、何様だ。

　同じように、先行のイメージが既にある創作物を勝手に改変すれば、そりゃあ批判されるのは覚悟しろ、て話でしかない。さっき書いた黒人の彼も、ちゃんと理由を付けてバットマンの隣りに立たせても、やっぱり賛否はあるだろうよ。

　完全に新規の作品を立ち上げて、その風景やキャラを思い通りにした方が断然、反発は少ないよ。スーパーマンやバットマンのように、超メジャーなスーパースターが生み出されるまでに、アメコミ作家が何人のプロトタイプを描いたかを想像しろ。

　一朝一夕に成し遂げられるようなもんじゃない、イメージの刷新なんてのは時間が掛かるもんだよ。それでもここ最近になって、ようやく、画面に映るのは見目のいい人間ばかり、ていう従来のイメージが払拭されたでしょ。

　一人のスーパースターの後ろには、日の目を見られなかった試作品や不発に終わった作品が山積みになってるもんだ。その過程をすっ飛ばして、成功作の色替えだけで思想を広めようとするから、ドロボウ呼ばわりで嫌われるんだよ。

　ガンダム水星の魔女なんか、シリーズでまったく新規の舞台を用意したから成功したんじゃん。ズルとかズボラをしておきながら正義ヅラで強制すんな、ての。

　それから、クリエイター本人でもないのにアレコレ口出しするヤツは睨まれるもんだし、それが強要の域に達してたら、そりゃあ猛烈な批判も攻撃も受けるし、排除の機運が起きるのはごく当たり前の流れだよ。

　強制的にファンに押しつける行為は、ファンを奴隷と見做してる。

　抵抗されるのは当然だし、ファンがレジスタンスになったことを嘆くなよ。