【弥助問題】周回遅れさんへの解説を試みてみる ①
私、割と初期からこの問題にガッツリ食いついてたから、ある程度は初期の話も解るつもりだけどもさ。それでも説明すんのは難しいし、「社会的立場を表明」することに繋がりかねないんで、いっちょ噛みすんのは危険って考えもまぁ解るんだよね。
でも、だからと言って黙っていたら、西側のズルいトコはそれで、「黙ってるのは賛成の表明」って受け取るんだよ、あの連中。そんで批判は反ポリコレ認定して、差別主義者だ、と畳みかけてくるのね。
なので、アサクリが火あぶりにされて「日本人差別」とか言われちゃうのは、むしろ西洋の自業自得やのよ。その切り口でしか批判を許容しないからだろ、と。(笑
西洋の、特にポリコレとかジェンダー言うてる連中って第二次大戦後からぜんぜん進歩してないからね。100年経とうとしてるけど。
植民地にされてた東南アジアが日本支配に変わって、なのに日本には感謝してくれるっていうその理由は「西洋の連中は鉛筆を持ってきて売るだけだ、でも日本は鉛筆の作り方を教えてくれた。」ていうさ、有名なエピソードあるんだけど、この言葉からまったく一部西洋の連中は進歩してないのが、今回においてのそもそもの原因。
「西洋の連中は鉛筆を持ってきて売るだけだ、」ていう、コレよ。ポリコレとかジェンダーが批判されている核心部分にあるのは。
海外ゲーマーの間ではポリコレってのがとにかく忌み嫌われていて、鉛筆の喩えと同様、偽善だって言って批判されてたのね。キレイゴトを盾にした文化の弾圧だ、て。黒人を出さないのは差別だとか、女性をステレオタイプに描くなとかが。
ほら、逆を言えば黒人に押しのけられた誰かへの差別、ステレオタイプそのものな女性への差別、といったことを肯定してるよーなもんだから。矛盾だらけだからキレイゴトだ、て言われてる。
さらに、連中が自分らで決めたルールを押しつけるためなら、嫌がらせとか政治的圧力とかまで駆使して、相手側の企業に強制するっていう体質なことがバレたよ。
中国のゲーム会社が、ポリコレコンサルを雇うのを拒否したんだよね、10億円のコンサル料は高すぎるって言って。そしたら、ポリコレ推進派のゲームメディアとかニュースメディアの一部までが、この企業のネガティブキャンペーンを開始したのよ。解りやすいよね。
これにて、ポリコレコンサルとメディアと報道がズブズブなのがバレたというわけです。実は以前に、ポリコレ代表な人が内部演壇にて「脅迫して(DEIを)認めさせなさい!」と大演説をぶってしまった暴露動画も流出していたので、中国企業のこのリーク証言をもって、それを本当に実行していたことが発覚したの。
だけど、日本だと弥助主人公ってことに対しては別に批判など起きてなかったよ。海外はすごく怒っていたけど、日本はそれこそABEMA討論番組の連中みたいな反応だったのよ、一周目あたりの反応ってことになりますね、ここ。日本はマヌケにもノホホンと構えていた。
ここまでがまぁ、今回の「弥助騒動」の下地部分ですわ。海外で起きていた「分断」の内訳。これ踏まえないと解んない。
キーワード:「ポリコレは文化侵略と見做されている」「無意識に逆差別してる」
「ポリコレの言う多様性は、歴史の解釈においても世界中が参加した多種多様な解釈が許されるべきというもの」→「黒人を出せ!」の根幹。英国貴族の社会を描いたドラマに黒人俳優が起用される理由になってる。社会的正しさのためには歴史を変更してもよい、という考えが含まれているらしい。
これに対抗して「歴史的正確性」を掲げて、「ポリコレがやってるのは歴史修正だ!」と批判が上がってて、反対派と揉めてるというのが、現状のアメリカや欧州の分断事情。エンタメ界隈において、に限定されるけど。
なお、ポリコレ連中がよく使う「白人は黒人を虐げてきた分を黒人に返還しないといけない!」という感じのリクツについては、「その不利益を受けてきた黒人たちはほとんどが亡くなっている、お前達自身は不利益を受けていない、法整備後に生まれたのだから!」という感じらしいよ。
これを受けてちょっと改変したらしく、「機会の平等よりも、結果の平等が大事だ!」が最近の言い分ですかね。白人主義の世界、男性社会で恩恵を受けている白人男性はハンデを与えられても仕方ない、というリクツに変わってきましたね。
貧富の格差があるこの世界で、恩恵を受けられない白人男性と恩恵を受けられる黒人女性とがあると思うんですが、その議題は受け付けてくれんらしいです。ものすごい勢いで話を切り替えようとする動画がよく上がっています。
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